結婚後の二人を暮らしを考えるときに
面白い例があります。
それぞれのバースチャートにおいて
第12ハウスに太陽や月がある場合
コンポジットチャートを作ると
第4ハウスに海王星が表れる場合があります。
これは、通常の地域社会から消えて
謎めいた家庭を作ります。
物理的に離れる場合もあれば、巧妙に
人付き合いを避けたり、表に立つ人は一部で
残りの家族は交流をしないこともあります。
コンポジットチャートは、二人の意思が
表れますが、このように全く関係のないことが
発生するわけではないのです。
それぞれの二人の意思が合わさって、それが
どこから、どのように芽を出すのか
考えると非常に興味深いものがあります。
二人の相性を考えるときに、それぞれの
天体の相性を考えることも出来ますが、
別々に住んでいる時は、そのような相性が
重要ですが、実際は、気持ちの離れ具合で
別々に住んでいる時の相性の見方と
共同体としてのキャラクターが生まれる場合との
ギャップが少ないほど葛藤は少なくなります。
子供が生まれて、また家族の相性は変化しますが、
夫婦のギャップを子供が埋めてくれても
それに頼り過ぎると、子供に負担になったり
子供の独立後に夫婦の離婚危機が訪れたり
することもあります。