ヨッドというアスペクトを持つということは
体操の平均台のような狭い道を歩くような
生き方を強制されることになります。
これは非常に不自由な生き方ですが、
本人的には生まれ付きですから、慣れるより
道はありません。
慣れてしまえば楽になるものでもありませんが、
ある種の武器にはなります。
ヨッドを構成する天体に依りますが、その
意味するところが具体的なものに落とし
込まれれば、それは完全に道具になります。
対人関係における注意点は、このヨッドを
構成する天体のどれかにトランジットの
冥王星とスクエアになると、その鋭利な道具を
振り回す点です。
特にヨッドの三角形の頂点にある天体の影響が
大きくなります。
道具として出来上がったヨッドは、本人が
思っている以上にインパクトがあります。
本人が乗り越えた葛藤もあります。
何よりもヨッドが形成されるために、感情が
抜き取られているために他人の痛みが
分からないという加減のなさが問題を
引き起こします。
ヨッドはその人の自然な感情を奪い去る
非人間的な働きがありますが、前向きに
生かすより道はありません。
後ろ向きに使えば、本人が思っているよりも
はるかに凶器になります。