第12ハウスにある天体を直接的に
扱うことはかなり困難です。
天体は個人の重要な感受点として
様々な能力を発揮する起点になります。
そのようなものが自分自身の延長として
コントロール出来ないという不利益を
被るのです。
そういう意味では第12ハウスタイプは
現実的には非常に無力です。
それでもそれらを使わないことは身体や
精神の一部を失っているようなものです。
第12ハウスの力を使って奇跡を起こす
記事を幾つか書いていますが、その時の
ポイントは呪術的な態度です。
第12ハウスに天体が無い人でも
第12ハウスの支配星との関係があります。
何かしら第12ハウスの力を引き出すには
意思を用いて圧縮した力を与える
必要があります。
第12ハウスに実際に天体が無い場合は
感覚的に圧縮するということが分かり難いと
思いますが、それこそがお呪術的なパワーを
使用するための方法です。
この感覚さえつかめれば、第12ハウスに
天体が無い方が現実への転換は有利です。
もっと客観的に言えば、見えない世界に
蠢くエネルギーは第12ハウスにある天体で
見えない世界のエネルギーを享受するための
受け皿はその他のハウスにある天体とも言えます。
どのようなホロスコープにしろ生かすだけです。