月と冥王星のコンジャンクションを持った
タイプの人は、否定されることを極端に
嫌がります。
愛情が否定されたように受け取るのです。
その裏側にあるのは嫉妬心と愛情に対する
強いコントロールです。
このような性質は蠍座ととても似ています。
月と冥王星のコンジャンクションが
蠍座以外のサインでも嫉妬心やパートナーを
支配したい気持ちが強く働くのです。
もちろんサイン自体の性質も働きます。
月と冥王星のコンジャンクションの
このような性質の意味するところは、
キャラクターというよりも神経症的です。
なぜならそのような感情にある背後にあるのは
愛情ではなく自分を失いそうな不安だからです。
その結果として恋人やパートナーにしがみついて
しまう感情が嫉妬や支配欲に繋がるのです。
(蠍座の嫉妬や支配欲の背後には愛情があります。)
そう言った意味では、情緒的に成長することで
嫉妬や支配欲から少しずつ恋人やパートナーを
解放するようになります。
何よりも月と冥王星のコンジャンクションの持ち主
自体がそれらから解放されます。
月と冥王星のコンジャンクションは月が空洞化
しているとも言えるので、その不安は果てしがなく
感情に大きな欠落を抱えてしまっています。
それを埋めるのは並大抵ではありませんが、
それをやり切らないことには、一生月と冥王星の
コンジャンクションの負の部分に支配されます。