メジャーアスペクトだけをざっくり見ていても
何故、その行動を選択出来ないのか
分からない場合があります。
そのような場面は多々ありますが、例えば
とても分かり易い例として、こう振る舞ったら
好かれるのに絶対に出来ないとか、
これが出来れば楽になるのにどうしても
出来ないこと、極論すれば「愛している」と
伝えれば別れなくて済むのに言えなかったとか
そのようなことが理解出来るアスペクトがあります。
45度(セミスクエア)や135度(セスキコードレイト)の
アスペクトです。
火星と木星の45度(セミスクエア)の場合です。
火星が第1ハウスで木性が第12ハウスにあるとします。
第1ハウスの火星ですから、とてもアグレッシブです。
やりたいと思ったら実行せずにいられない火星です。
ところが第12ハウスの木性と45度(セミスクエア)だと
その行動力や怒りをストレートに出せません。
このような傾向は心因性の病気になってしまうほど
フラストレーションを貯め込んでしまいます。
第12ハウスの木星が他人に対して善意の表現で
なければ、なかなか許してくれないのです。
もちろん怒ることは不可能ではありませんが、
怒れないからフラストレーションが蓄積するのに
怒ろうとすると自分の中でギクシャクするのです。
一つのマイナーアスペクトだけで全ての性格が
決まるわけではありませんから、他の要素との
関連を調べて楽になる方法を探ってみて下さい。