希望という言葉が嘘臭く思えるような時は、
自分の土星を考えてみることをお勧めします。
そこに夢や希望があるわけではありませんが、
譲れない自分というか何事でも決着が付ける
ポイントが示されているからです。
土星という自分らしさが助けになります。
バースチャートの太陽サインが示すような希望は
大きくなったり小さくなったりを繰り返しますが、
本気でありさえすれば土星は裏切りません。
逆に追い込まれた時ほど土星を見出します。
もちろん、太陽サインは重要です。
その人の生きる舞台です。
でも誰もが理想や希望を精神の軸に据えて
生きられるわけではありません。
もし前向きにはなれないけれども、投げやりな
生き方はしたくないと思うのならば土星の
サインの度数を確認する価値はあります。
サビアン度数を確認してみて下さい。
何らかの理由で追い込まれた時やいざという
時しかスイッチが入らないタイプの人は、
土星サインを軸に据えて考えると自分を
見失わずに済む可能性は高くなります。
それは楽しい生き方ではありませんが、
悪くなることはありません。
理想を追及する生き方は、本来そうすべき
なのですが、案外難しいものです。
理想に邁進出来ているようならば、人は
思い悩みません。
理想はいくらでも膨張しますが、その分
縮むこともしばしばです。
足場を失って倒れそうな時やどこまでも
落ちてしまいそうだと感じる時は
土星ほど頼りになるものはありません。