太陽とスクエアの天体は出て来るタイミングを
自分自身で選べないところがあります。
何かの拍子で現実に飛び出して来る瞬間が
人生のどこかでありますが、この記事で
取り上げたいのは、実際に飛び出して来る前です。
隠れている天体の性質を強烈な憧れとして
映画や文学等の世界観の中に見出すことがある
かも知れません。
そのような作品から与えられるイメージは
その人が生き続ける間中、心の中で躍動する
場合があります。
そのような作品そのものに対する直接的な感想は
年齢と共に変化していくかも知れませんが、
植え付けられたイメージはその人独自のものとして
育ち続けていきます。
ある段階でイメージが受胎されたのです。
もし、そのような幸運に恵まれた人は一過性のものと
扱わずに意識して育てていくことをお勧めします。
それは単なるスクエアの有無ではなく、他の天体も
絡んだことによって起こるホロスコープ全体の
バランス(天体のコンビネーション)やトランジットの
タイミング、出会い等々様々な影響が重なって
もたらされた恩寵だからです。
生きたイメージを与えられたということは、その人を
守護するような力が常に働いていることと同じです。
そしてそれは特別な力でもあります。