月と土星のオポジションを持っていると
親や学校、組織の課すルールに順応しよう
として自分自身をがんじがらめにします。
このこと自体は、ルール順守が好きなタイプの人
というだけの問題ですが、このような状態を
自分自身がどのように判断するかです。
太陽サインの価値観との相性という言い方も
ありますが、月や土星のあるハウス、サイン
そのものでも感じ方はかなり変わります。
周囲の人たちに影響され易い第ハウスの月が
第7ハウスの土星にあれこれ指図される場合も
あれば、自分で自分を見張る第1ハウスの土星が
第7ハウスの月とオポジションという周囲の人間
に振り回され易さも加わって、人間関係に
がんじがらめにされる場合もあります。
そして月側のサインが地のサインだったり、
柔軟サインだったりするとその傾向は更に強まり
地のサインで柔軟サインである乙女座の月であれば
過度の従順さが周囲の人間の虐待感情を引き出して
しまったりすることも稀ではありません。
このような組み合わせを持つ人は狙われ易い傾向を
強く持っていますから、ちょっとくらい横暴な
態度をされても鷹揚に構えずにガードを固くして
そのような人間から意識的に距離を取るべきです。
誰もかれもが他人を狙っているわけではありませんが、
一定数の割合でそのようなタイプの人がいるのも
事実ですから、そのような部分を意識するだけでも
自衛に繋がります。