本能の第1ハウスに天王星があると表向き、
裏向き関係なく自分を貫きたくなります。
他人に反抗しようと画策するのではなく
理屈抜きで従いたくない気持ちが働きます。
まさしく本能です。
この性質は相手が高圧的に出れば出るほど
生命エネルギーを点火しますから、常識的に
考えればかなり厄介です。
敵の数が多くなるほどワクワクしてこなければ
第1ハウス天王星ではありません。
抑え込まれてもあの手この手で反撃方法を
考える方が第1ハウス天王星としては
質が高いと言って良いかも知れません。
これは冗談でも煽っているのでもなく
天王星が持つ海王星、冥王星の力を取り次ぐ
機能を考えると、新しい可能性がどんどん
流入している状態だからです。
何かしら対象があって反抗しているような状態は
運動の法則として持ちつ持たれつであり、
どんなに創意工夫が働いても遊びに過ぎません。
それは親猫が子猫に動く生き物を与えて
遊ぶ練習をさせるようなものです。
子猫が遊んでいるのとさほど変わりません。
天王星の独自性は自律的な回転を作り出して
いくことで初めて本当の新しい可能性を持った
道として立ち上がります。
第1ハウス天王星は悪ふざけが過ぎると
良くないので、ホロスコープ全体を通して
大人になることがとても大切です。
天王星に限らずトランスサタニアンは生かせるか
どうかで状況はまったく異なります。