「愛はある」と伝えたい

サビアン度数双子座21度から30度

双子座21度
労働者のデモ

この度数では、声を上げる集団の意志と行動が象徴されている。
個としての意見を超えて、多くの人々の声が束ねられ、
ひとつの意思表示として社会に向けて表現される。
双子座の言葉はここで拡大され、
社会構造への働きかけや変革のための手段となる。
単なる好奇心ではなく、価値や正義をめぐる主張へと進化する。
この度数には、言葉の持つ連帯の力と、
多くの想いをひとつに束ねる知性の熱が込められている。

双子座22度
田舎踊り

ここでは、人々が素朴に集い、調和を分かち合う場面が描かれる。
田舎踊りは、洗練や技巧とは無縁の、
心と身体が自然に動き出す喜びの象徴。
双子座は言葉や思考の星座だが、この度数ではそれがリズムと
身体感覚へと溶け出し、理屈を越えて人と繋がる感性を開いていく。
踊りとは、言葉を超えたコミュニケーション。
ここにあるのは、軽やかで温かい、魂の交流である。

双子座23度
木の高いところにある巣の中の三羽の雛

この度数には、成長と学びの環境が象徴されている。
高い木の巣は、安全でありながらも外の世界を見渡す場所。
そこにいる三羽の雛は、まだ飛び立たない存在として、
保護されながらも未来へ向かって準備を進めている。
双子座の知性は、ここで観察と吸収を重ねながら、
やがて羽ばたく日を夢見る段階にある。
この度数には、学ぶことへの信頼と、
まだ知らぬ世界への好奇心が純粋なかたちで息づいている。

双子座24度
氷の上でスケートをする子供たち

この度数では、技術と遊び心のバランスが描かれている。
氷の上という不安定な世界で、子供たちは楽しげに滑りながら、
身体を通してバランスと自由を学んでいく。
双子座の軽快な知性が、
ここでは危うさの中にある喜びと冒険の精神に変わる。
転ぶことを恐れず、動きながら覚えていく姿勢。
この度数には、実験的で開かれた学びと、
遊びの中に潜む真剣さが漂っている。

双子座25度
パームの枝を刈る男

この度数には、手を動かすことで整える知性が描かれている。
パームの枝は成長と繁栄の象徴であり、
それを刈る男は、不要なものを取り除いて全体を整える
役目を担う。
双子座の多様な思考と情報がここで選別され、
本当に価値のあるものへと磨かれていく。
ただ広げるのではなく、取捨選択する力。
この度数は、成熟した知性が持つ潔さと、
美しい秩序を生み出す意志を示している。

双子座21度から25度は、
声を合わせること、共に楽しむこと、育ちゆくこと、
冒険すること、選び取ること。
この領域において、双子座の知性はますます多様に
拡がりながらも、内なる秩序と調和を模索しはじめる。
集団と関わり、感性を育て、学びを実践へと変えていく
プロセスの中で、言葉と意志は静かに研ぎ澄まされていく。

双子座26度
森の中の冬霜

この度数では、静寂と内省の時間が象徴されている。
冬霜は、自然の一時停止であり、生命の動きをいったん
止める冷たさを持つ。
双子座の動き回る性質がここでは凍りつき、
外ではなく内に向かうことで新たな思索が芽吹く。
言葉も感情も静まり返る時間の中で、
本質的な気づきが、薄氷のように繊細に現れる。
この度数には、賑わいの後の静けさの中に
深く沈むような知の再編成が潜んでいる。

双子座27度
森から出てくるジプシー

この度数には、規範に縛られない生き方と
自由な移動性が描かれている。
森は隠された世界、ジプシーは境界を越えて歩む魂。
双子座が集めた情報や経験は、
ここで固定された知識ではなく、
自由に形を変える生きた知恵へと変貌していく。
常識から離れて生きる者の視点は、
既存の価値観を揺さぶり、未知への道を開く。
この度数は、知性の脱構築と再出発を象徴している。

双子座28度
破産宣告された男

この度数では、失敗や崩壊がもたらす本質的な転換が描かれる。
破産は、物質的な終わりを意味するが、
同時にそこには再生の可能性が宿っている。
双子座の知性はここで、表面的な情報や成功のかたちから離れ、
価値の本質とは何かを深く問い始める。
ゼロに戻ること、手放すこと、
そこからしか見えない風景がある。
この度数は、人生の転機における知性の目覚めを映し出している。

双子座29度
春の最初のモッキンバードのさえずり

この度数には、再生と創造の芽吹きが描かれている。
モッキンバードは他の鳥の歌をまねて歌うことで知られ、
そのさえずりは模倣と創造の境界を曖昧にする。
双子座の知性は、ここで集めた多様な声を編み直し、
新しい表現として響かせ始める。
春の始まりのように、軽やかで希望に満ちた声。
この度数には、言葉が再び命を得て、
新しい世界を告げる兆しが宿っている。

双子座30度
海水浴をする美女たち

この度数では、身体と感性の解放が象徴されている。
海は無意識や集合的な感情の象徴であり、
そこに入ることは、知性の枠を超えて、
生命の流れそのものと戯れる行為でもある。
美女たちは、自然体で在ることの喜びと、
感覚を信じて世界と関わることの自由を体現する。
双子座の旅は、ここで言葉を離れ、
全身で世界を感じる段階に至る。
それは、学びの終わりではなく、
知と感覚がひとつになる成熟の瞬間である。

双子座26度から30度は、
静まり、離れ、壊れ、歌い、そして泳ぐ。
この領域において、双子座の知性は内に沈み、
外へと飛び出し、限界と喪失の果てに、新たな始まりを
迎える。
それは、思考だけで世界を理解するのではなく、
身体と魂を通じて、真に世界と響き合う知の完成である。

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