「愛はある」と伝えたい

サビアン度数魚座1度から10度

魚座1度
公共の市場

この度数は、あらゆる価値が交差する場としての人生を象徴する。
市場には、多様な人々と商品が集まり、それぞれの欲望、目的、
背景が交わっている。
魚座は境界を溶かし、すべてを受け入れるサイン。
ここでは、自己と他者の区別を超え、混沌の中に意味を見出そうとする
態度が問われる。
多様性を受け入れながら、自分の感性をどう保つか。
魚座の旅は、この混沌から始まる。

魚座2度
ハンターから隠れているリス

この度数は、危機を察知し、本能的に守る力を象徴する。
リスは小さな存在だが、危険に対して敏感であり、身を潜めることで
命を守る術を知っている。
魚座の繊細な感性は、外的な脅威を察知する能力として働き、
その結果、現実から逃避することもある。
だが、ここでは逃げることが弱さではなく、自分を守る知恵として
扱われている。
柔らかさと防衛本能の調和が試される地点である。

魚座3度
化石化された森

この度数は、時間を超えて残される記憶や魂の記録を象徴している。
化石となった森は、かつて豊かに生きていたものの痕跡。
魚座は、過去の記憶や集合的無意識とのつながりが強く、この度数では、
忘れ去られたものに価値を見出そうとする。
それは目に見えない霊的遺産であり、今を生きる者に深い洞察と
敬意をもたらす。
古代の記憶から、新しい感覚が生まれる場所。

魚座4度
狭い半島での交通渋滞

この度数は、限られた空間におけるエネルギーの集中と混乱を表す。
魚座は境界を曖昧にするが、ここでは逆に、狭い空間にさまざまな流れが
押し寄せることで、混乱や停滞が生じている。
この度数では、感情や情報が飽和状態にあり、それをどう処理するかが課題となる。
進もうとしても進めない状況は、内面の整理と休息を促す合図でもある。

魚座5度
教会のバザー

この度数では、精神性と物質性の調和が描かれている。
教会という聖なる場で行われるバザーは、日常生活と信仰、現実と
理想の交わる象徴。
魚座の持つ霊性は、このように現実の行為の中で形になる。
誰かのために物を贈り合う行為、人々が自然に支え合う場面は、
目に見えない絆を生む。
この度数は、愛や優しさを実生活に結びつける地点である。

魚座1度から5度は、
混沌とした多様性の中に身を置き、そこから自分を守り、過去とつながり、
やがて感情の飽和を経て、日常に愛と霊性を織り込もうとする流れ。
魚座の感受性が、徐々に世界と融合するプロセスがここにある。

魚座6度
観光バス

この度数は、集団での経験や、他者との共鳴を通して広がる視野を
象徴している。
観光バスは、個人ではなく団体で動く象徴。
そこでは、目的も感情も、ある程度共有されている。
魚座は境界を溶かし、一体感を求めるサイン。
この度数では、他人の視点や感受性に触れることで、自分の内面にも
新しい気づきが生まれる。
集団体験の中で個が消えることは、むしろ癒しと広がりをもたらす。

魚座7度
岩の上に横たわっている十字架

この度数では、犠牲、祈り、そして魂の浄化といったテーマが象徴される。
十字架は、信仰や試練の象徴であり、岩の上にあるということは、それが
揺るがない基盤の上にあるという意味でもある。
魚座の本質である無条件の愛と自己犠牲が、ここでは精神的な強さとして
現れる。
痛みや苦しみを通して、内なる信仰と赦しが深まる場所。

魚座8度
ラッパを吹く少女

この度数は、純粋な心が世界へ呼びかける姿を象徴する。
ラッパは、目覚めや知らせの象徴。
少女という存在は、無垢でありながら、真実を伝える力を持つ。
魚座の感性は、他者との境界を超えたところから声を発する。
それはときに、見過ごされがちな優しさや真理を呼び起こす。
この度数では、弱く見えるものの中にある、強く清らかな力が輝く。

魚座9度
騎手

この度数では、感情という荒ぶる馬を制御し、方向づける意志が
象徴されている。
魚座は、感受性の豊かさゆえに流されやすい側面も持つ。
しかしこの度数では、その感情の流れを、自己の意志で導こうとする
力が現れる。
騎手は、自らの身体と精神を鍛え上げ、一体となって馬と走る。
ここでは、感情を無視するのではなく、共に走る術を学びながら、
人生の流れをコントロールする。

魚座10度
雲の上の飛行家

この度数は、地上の制約を離れた視点、すなわち霊的飛翔と理想
の追求を表す。
雲の上にいるということは、常識や制限から自由であるということ。
魚座の精神は、現実を超えた理想郷を夢見るが、それが幻想で終わるか、
本当のヴィジョンになるかは、この飛行家のように、高く飛びながらも
方向を見失わない意志にかかっている。
この度数では、夢想と現実、魂の自由が交差する。

魚座6度から10度は、
集団との共鳴、信仰や祈り、純粋な声の力、感情との協働、そして
霊的な視野への到達へと向かう流れ。
魚座の感性は、ここで深まり、そして飛翔をはじめる。
優しさだけでなく、意志ある共感として、世界に向かう力が宿っていく
段階である。

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