「愛はある」と伝えたい

サビアン度数蠍座21度から30度

蠍座21度
職務放棄兵士

この度数では、与えられた役割や社会的期待に疑問を抱き、
自らの意志でそれを拒否する姿勢が描かれている。
蠍座は忠誠心や責任感の強いサインだが、ここではその
反対として、本当の使命とは何か、自分は何のために
存在しているのかを問い直す力が働く。
外部の命令に従うだけではなく、内なる声に従う決断。
これは反抗ではなく、自律と誠実のはじまりを意味する。

蠍座22度
ハンターから隠れているウサギ

この度数では、危険を察知し、身を守るために本能的な
感受性が働いている。
蠍座は深い感情とともに、鋭い直感と洞察力を持つサイン。
ここでは、その感受性を使って、脅威や悪意を避けながら
慎重に立ち回る姿が描かれる。
この度数は、防御本能と生存本能が洗練され、
本質的な危機管理の知恵が働く地点である。

蠍座23度
妖精に変容するウサギ

この度数では、恐れにとらわれていた存在が、幻想的で
軽やかな存在へと変容する様子が描かれる。
前の度数での防衛的な姿勢が、ここでは霊的な進化や
自由な存在への転換となる。
蠍座の持つ死と再生の力が、ここでは柔らかく、魔法の
ように発揮されている。
見えないものとの共鳴、存在の軽やかさ、魂の純粋さへの
回帰がここにある。

蠍座24度
一人の男の話を聴くために山から降りてきた群集

この度数では、強いカリスマ性やメッセージを持つ人物に、
多くの人々が惹きつけられて集まる場面が描かれている。
その言葉には力があり、人々の心を動かし、社会を変える
影響力がある。
蠍座はここで、深い信念や情熱が他者に浸透していく過程を
体験する。
集合意識と個の意志が交差し、深い感動が生まれる地点である。

蠍座25度
X線

この度数では、表面の奥にある本質を見抜く透視力が象徴されている。
X線は物質の内部を視る力を持ち、見えないものを明るみに出す。
蠍座はここで、隠された真実や心の奥に潜む動機を見通す力を発揮する。
それは暴くことではなく、理解しようとする力であり、
嘘や偽りの仮面を剥がして、本質に触れることを求める。

蠍座21度から25度は、社会的役割の放棄、危機への直感、
防御から変容への転換、
人々を動かす力、そして核心を見抜く眼差しへと至る過程。
ここでは、蠍座の内的変容が外的な影響力となり、深い真実の
洞察力へと昇華されていく。

蠍座26度
キャンプファイヤーを囲むインディアンたち

この度数では、共同体の中で受け継がれていく伝統や精神、
そして心の絆によって支えられた集まりの姿が描かれている。
蠍座は孤独や深い結びつきをテーマとするが、
ここでは共に火を囲むことで感情や知恵が共有され、
一体感や儀式的な安心感が生まれる。
火は情熱であり、記憶であり、魂を温める象徴。
この度数は、沈黙の中に流れる深い理解と、
信頼によるつながりを大切にする場所である。

蠍座27度
行進している軍楽隊

この度数では、個人の感情よりも集団としての目的に重きを
置く姿勢が描かれる。
音楽と規律、統一された動きは、全体の意思や目的に奉仕する
象徴である。
蠍座はここで、個人の力を超えた大きな流れの中で、
自らの役割を果たす覚悟と力強さを得る。
それはときに抑圧であるが、同時に一体感と高揚をもたらす。
自我の変容を通じて、蠍座はより大きな「意志の道具」となる。

蠍座28度
自分の領土に近づく妖精たちの王

この度数では、自らの内的領域に立ち入る他者に対する繊細な
感受性と、その境界を守ろうとする精神的な強さが描かれている。
王は支配ではなく守護の象徴であり、
蠍座の持つ深い感情や精神の世界を、
誰にどう開示するかを慎重に見極める力が表れる。
これは単なる防衛ではなく、聖域を守る意志であり、
高次の自我としての尊厳を帯びている。

蠍座29度
酋長に自分の子供たちの命乞いをする女

この度数では、絶望的な状況の中でも愛と祈りを込めて働きかける、
人間の本質的な力が描かれている。
命乞いは弱さではなく、揺るぎない愛と情の強さの表れである。
蠍座はここで、極限状況においてもあきらめず、
他者に対して深く関わろうとする情の力を発揮する。
感情が試され、魂が燃焼し、
その場に奇跡や転換が起こる可能性も秘めている。

蠍座30度
ハロウィンのわるふざけ

この度数では、死や闇といった蠍座のテーマを、
軽やかに演じ、笑いに変える知恵が描かれる。
仮装やふざけた行為の中には、
本来の怖れを和らげ、超えていく力がある。
蠍座はここで、あらゆる感情やテーマを統合し、
真面目さを超えて、ユーモアと遊びの中でそれを昇華させる。
死と再生の物語を一巡し、
新しい世界へ向かう自由な身軽さを手にする地点である。

蠍座26度から30度は、共同体への信頼、集団の目的への参加、
内なる領域の守護、極限での愛の表明、そして最終的なユーモアに
よる統合へと進む。
ここでは、蠍座がその深さと情熱を抱きつつも、
軽やかに次のステージへと移行するための最終段階が描かれている。

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