「毒親を赦せないのに赦さなければならない」葛藤の小アルカナ解説

タロットカード解説

ワンドのスート解説
ワンドの1

新しい意志、生命の火。
「親だから赦せ」という強制ではなく、自分として生きたいという小さな火が灯る瞬間。
赦しよりも「私はどう生きたいか」が始まりになる。

ワンドの2

外の世界を見つめ、選択を考える姿。
「感謝すべき社会の価値観」と「自分の感情」――その二つを見比べる。
どちらを選ぶかは私の意思に委ねられていると気づく。

ワンドの3

希望の地平線を見据える。
「親を赦さなくても、感謝しなくても、私の未来は開けている」
赦しがゴールではなく、未来への行動こそが答えになる。

ワンドの4

居場所・安らぎの象徴。
「親の家」に居場所がなくても、自分で築く安心の場がある。
そこでは感謝や赦しを強要されない。

ワンドの5

葛藤と対立の象徴。
「赦さなければ」と「赦せない」の内なる戦い。
これは無駄ではなく、自分の本音と出会うための訓練。

ワンドの6

勝利と承認。
「赦せないけど、それでいい」と認めたとき、
自分自身を讃える勝利の瞬間が訪れる。

ワンドの7

社会や周囲の圧力に抗う姿。
「親は親だから敬え」という常識に立ち向かう。
孤独でも、自分の立場を守る強さが育つ。

ワンドの8

エネルギーが一気に流れる象徴。
感情の停滞から抜け出し、「私の人生が動き始める」加速のサイン。
赦しを待たなくても、未来は進む。

ワンドの9

傷つきながらも立ち続ける姿。
「赦せない自分」を守るために必死に踏ん張る。
まだ癒えていない痛みを抱えたままでも、生きていい。

ワンドの10

背負いきれない重荷。
「感謝しなければ」「赦さなければ」と抱え込むことで圧倒される。
だがこれは限界を知らせるカード。もう降ろしていいというサイン。

カップのスート解説
カップの1

新しい感情の泉が湧き出る。
「赦せないけど、それを感じていい」と涙することも、癒しの始まり。
愛や感謝は、義務ではなく、自然に溢れるもの。

カップの2

本当の関係性。
「親だから」ではなく、心から通じ合える人との出会いが、心を救う。
そこでは無理な感謝は不要。

カップの3

仲間と喜びを分かち合うカード。
「私を理解してくれる存在がいる」
親に感謝できなくても、喜びを共有できるつながりは別に築ける。

カップの4

心を閉ざし、空虚さを感じる。
「感謝できない自分はダメだ」と思う時期。
けれど、受け取らなくていい差し出し物もあると気づくことが癒しにつながる。

カップの5

失ったものを見つめて嘆く。
「こんな親のもとに生まれた」という悲しみ。
だが、後ろにある2つのカップ――まだ残っている愛や未来 に気づくときが来る。

カップの6

過去の記憶とノスタルジア。
幼少期の痛みと共に、わずかな優しさも思い出す。
ただしこれは美化の罠にもなる。赦すために無理やり思い出を美しくしなくてよい。

カップの7

幻想や混乱のカード。
「赦すべきか、感謝すべきか」という無数の選択肢に迷わされる。
ここで大切なのは、正解を探さなくてもいいという視点。

カップの8

「これ以上は望めない」と背を向ける。
親との関係に感謝や赦しを求めず、自分の人生を歩く決断。
去ることも愛の一形態。

カップの9

自己充足の喜び。
「親を赦せなくても、私は幸せになれる」
感謝や赦しを超えて、自分の心を満たすことが叶う。

カップの10

家族・調和・幸福の象徴。
本当の「心からのつながり」は、必ずしも親との間に築かれるとは限らない。
血縁を超えて、心で結ばれる家族を作ることができる。

ソードのスート解説

ソードは「思考・言葉・真実」を象徴します。
「感謝しなければという圧力」
「赦せないのに赦さなければならない葛藤」

ソードは特に 社会規範の言葉に縛られる苦しみ と、そこから
自分の真実を切り出す勇気を映し出します。

ソードの1

真実を切り開く剣。
「感謝できない」「赦せない」という 正直な言葉を認める勇気。
痛みがあっても、それを言葉にした瞬間から新しい始まりが訪れる。

ソードの2

心を閉ざし、迷い続ける姿。
「赦すべき?」「恨んではダメ?」と自分の感情を抑え込む。
けれど、決断を先延ばしにしてもよい。無理に答えを出す必要はない。

ソードの3

心を突き刺す痛み。
「親への感謝」を強要されることで、逆に心が裂けてしまう。
赦せない痛みを痛みとして受け入れることが、癒しの出発点。

ソードの4

一時停止と休息。
「感謝しなければ」と葛藤し続ける戦いをいったんやめる時。
考えるのをやめ、心を休ませることも選択肢。

ソードの5

勝ち負けにこだわる争い。
「赦せる人のほうが偉い」「感謝できる人が正しい」という社会の価値観が、本当は誰も幸せにしない戦いであることを示す。

ソードの6

心の痛みから距離を取る航路。
「感謝も赦しもできないから、私は離れる」それでいい。
距離をとることが、回復への旅になる。

ソードの7

策略・ごまかしのカード。
「本当は赦せないのに、赦したふりをする」
「感謝していないのに、ありがとうと言ってしまう」
そんな 自己欺瞞の苦しさ を映す。

ソードの8

縛られた女性。
「感謝しなきゃ」「赦さなきゃ」という 社会的圧力に縛られた状態。
実際には、剣の間から抜け出す道はある。縛っているのは外ではなく、内なる思考。

ソードの9

夜の悪夢。
「感謝できない私はダメだ」「赦せない私は冷たい」と自分を責め続ける。
これは現実ではなく、思考が作り出した悪夢だと気づくことが大切。

ソードの10

倒れた人物に剣が突き刺さる終焉。
「もう感謝できなくてもいい」「赦さなくてもいい」と、苦しみの物語を終わらせるカード。
絶望の後には、必ず新しい朝がやって来る。

コインのスート解説

コインは「現実・身体・安心」を象徴するので、「感謝や赦しを強制されない土台をどう築くか」に繋がります。

「感謝しなければという圧力」
「赦せないのに赦さなければならない葛藤」

コインは 地に足をつけることを教えてくれます。
感謝や赦しを強制されなくても、現実的に安心できる生き方は築ける、という視点です。

コインの1

新しい現実の種。
「親に感謝しないと生きられない」という幻想を超えて、
自分だけの土台を築く第一歩。

コインの2

バランスを取る姿。
「赦せない気持ち」と「社会の常識」の間で揺れ動く。
大切なのは、その不安定さを受け入れながら生き抜く柔軟さ。

コインの3

協力と共同作業。
感謝や赦しを求めない人たちとのつながりが、自分の生き方を支える基盤となる。
親以外の人との現実的な絆が未来を形づける。

コインの4

しがみつく姿。
「親だから大事にしなきゃ」「感謝しなきゃ」と、
手放せない執着が自分を縛る。
本当に守るべきは、自分の安心。

コインの5

貧困と孤独。
「親を赦さない私は見捨てられるのでは」という恐怖。
だが、このカードは同時に、“共に歩む仲間”が必ず存在することを示す。

コインの6

与えること・受け取ることのバランス。
「親に感謝しなきゃ」と一方的に与える必要はない。
与える相手を選ぶ自由”が、自分の現実を整えていく。

コインの7

努力の途中、実りを見つめる。
「赦せないままの自分」を抱えても、人生の畑は育っている。
感謝や赦しに焦点を当てなくても、時間と努力は必ず実りを生む。

コインの8

地道な学びと鍛錬。
自分の生活、仕事、健康を整える中で、少しずつ心も整う。
赦しは、感情の訓練ではなく、暮らしを耕すことからやってくる。

コインの9

自立と豊かさ。
「親を赦さなくても、私は幸せで豊かになれる」
感謝や赦しを前提にしない、堂々たる自立の姿。

コインの10

家系と遺産のカード。
親との縁は完全に切れなくても、
自分が次の世代に何を残すか、を考える段階に入る。
感謝や赦しに縛られず、現実の中で新しい「家族像」を築ける。

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