占星術は、12サインを回転する一つの円を
生命の一生ととらえ、1日、1年、一生などの円を
全部同じ構造と見なします。
地球の周り(本当は太陽の周り)を回る10天体には
それぞれ公転周期があり複数階層の円になる
と考えます。
1日は地球の自転、1年は地球の公転
からきています。
人の一生は天王星の公転周期(84.07年)に
近いでしょうか。
人が何かを対象化して見るとき、自分より
範囲の狭いものしか意識できないそうです。
つまり人の一生より短い土星の周期(29.45年)
からしか意識できないことになります。
社会生活や具体的な人生の流れを
考えるには土星とその内側の天体周期を
考えれば事足りるのです。
トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)の
影響は強く働くのに私たちの自覚の外にあるのです。
占星術の太陽は大きな自己です。
これらをプリズムが分光するように7つの法則に
則り割ったものが惑星群です。
太陽が意識の光を外に放つと、7つの惑星の
公転円に投射され、7つの色と光が
跳ね返ってくるのです。
惑星そのものに注目しがちですが、この7つの円を
意識することのほうが重要なのです。