第8ハウスのメンヘラについて書きましたが、
第1ハウスから第12ハウスまで様々な理由を
抱えるメンヘラ状態があります。
絶望や嫉妬、憎悪は何かの強烈な反作用として
引き起こされる感情ですが、全てのハウスの
場面に対してジワジワ侵食していくものも
あります。
そのような穏やかだけれども少しずつ
人を腐らせていくようなものをメンヘラの
範疇に入れて良いのかも知れません。
そこに場や空間があるということは、必ず
良い部分と悪い部分と思えるものがあって
その両極の間のどこかに居心地の良い
ポイントを上手に取ることで自分なりの
健全性を維持しています。
居心地の良いポイントとはその人の育ち方や
月のあるハウスやサインの影響を受けています。
どこのハウスにあるかにもよりますが、
双子座の月が第12ハウスにある人ならば
隠し持っている自由奔放さを生かす時間を
奪われればメンヘラのような状態に
陥っていくでしょう。
現実的には必要性のない遊び道具は
第12ハウスの双子座の月にとって
生きるための酸素であり栄養です。
もし真面目な母親がそれらを取り上げたり、
自分自身の太陽サインが禁止したり、
忙しくてそのような時間を十分に持てなければ
じわじわと音もなく心や気持ちを蝕んで行きます。