愛情運を挽回する木星のお話(例・第5ハウスの木星)

第5ハウス蟹座にある獅子座の木星を例に解説しています。

記事タイトルの「愛情運を挽回する方法と第5ハウス木星」は、

月と天王星のスクエア(孤独運、離別運)を持っているホロスコープを

前提に書いているからです。

創造性を意味する第5ハウスに、社会的運を表す木星がある

タイプの人は、自分自身で仕事を創り出すことに適正があります。

言い方を変えれば、そのようなポジティブな取り組みを行うことで、

初めて、個人的な資質も開花していきます。

第5ハウスは、創造や恋愛のハウスと言われますが、その本質は、

リスクを恐れずに新しいことを試みる場(意識空間・場)になります。

ですから、第5ハウスに木星があるタイプの人は、社会的に挑戦

することで、初めて公私共に幸運になっていきます。

占星術は、年齢域という考え方がありますが、木星ですから、

中年と呼ばれるような年齢(40歳半ば)くらいから、伸びて

生き易くなります。

言い方を変えれば、それまでの生き方の流れが動機になりますから、

それまで上手くいかないことで、開き直ったり、追い込まれて

仕方なく挑戦するよりも、中年期からの挑戦が、幸運にレバレッジが

かかるようなものにする段取りが重要なポイントになります。

木星があるハウスという読み方をすると12タイプに分かれますが、

どのハウスにある木星も、仕込み(木星の年齢域までの過ごし方で

変わってきます)が大切になります。

このような木星が、獅子座である場合は、何らかの面で派手な仕事で

ないと、モチベーションが、上がりません。

第5ハウスにある木星は、中年から運が動き出すタイプの人と言えますが、

それが追い込まれたものではなく、更なるレバレッジが利くものにする

ためには、社会運の木星の仕事選びは、当たり前として、私生活も、

地味よりは、派手、地味なファッションよりも派手な装いがポイント

とも言えます。

この獅子座の木星が、第9ハウスの支配星である場合は、このような

動きが可能になるには、自由な環境が必要になります。

このようなタイプの人であっても、第5ハウスのカスプが獅子座で

あれば、このようなアドバイスが、すんなりと活かせますが、第5ハウスの

カスプが蟹座の場合は、創造性を発揮するよりも、周囲の人に合わせようと

したり、現状からの変化を嫌うので、なかなか、第5ハウス獅子座の

木星の良さを活かせるようになるまで、様々な経験が必要になります。

そして、当たり前ですが、このような配置の木星にアスペクトがないという

ことは、ほとんどありません。

何らかのアスペクトを抱えているものです。

仮に、この第5ハウス蟹座にある獅子座木星が、月と天王星のスクエアを

仲介するようなアスペクトになっている場合は、木星を活かせるか、どうかで、

愛情運もかなり、変わってきます。

このような天体のコンビネーションは、中年までは、思うようにならない

傾向がある第5ハウスの木星の幸運を早めに引き出すことが出来ます。

コンビネーションを構成しているアスペクトや、月や天王星のサインや

ハウスも関係してくるので、これ以上は、切りが無いで、ここで終えますが、

愛情運に限らず、やはりホロスコープ全体を読むことになります。

今回の第5ハウスの木星は、月と天王星のスクエアによって断絶されている

部分を埋める役割として期待出来るものです。

月と天王星のスクエアだけを読むと、離婚し易いとか言われることが多い

かも知れません。

それは、月が意味する愛情、情緒的な要素を天王星のスクエアが断絶する

ことで、無自覚に孤立していくからなのですが、その断絶を埋めてくれる

木星があることは、ラッキーと言えます。

それを活かすことが出来れば、このコンビネーションは、断絶どころか、

公私に渡って運に恵まれることになります。

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