「愛はある」と伝えたい

人生の主役は自分と教えてくれる第5ハウス(育て直し)

自分を育て直す方法を書きましたが、

自分を育て直したいと思う人は多くは

そもそも子供時代を得られなかった人

であることが多く、どうしても何か

有意義なことを達成することと自分らしさを

繋げて理想化しがちです。

自分が出来なかったことを娘に押し付ける

教育ママとかなり似ています。

その一方で取り返せないように思える

子供時代を思って絶望します。

しかしそのような接し方では子供は

育ちませんし、過ぎ去った子供時代を

やり直すことは更に困難です。

自分を育て直す方法では第4ハウス(中身)と

第5ハウス(形)について書きました。

第5ハウスで作られる自分は役に立とうが

たたまいが、人に好かれようが嫌われようが

自分は自分と感じられるような愛があります。

これは万物を育てる愛です。

この愛がベースにあるからこそ、他人に合わせても

時には勝ちを譲っても、理不尽な状況にあっても

誇りが消えたりしないのです。

第5ハウスの愛が乏しいと直ぐに罠に引っかかって

しまいます。

それは愛を他人に与えるのではなく、愛に

飢えているが故に落ちているそれらしいものや

狙いをもって差し出されているものに簡単に

飛び付くからです。

年齢を重ねるほどに社会的に役に立たない

第5ハウスに時間とエネルギーをかけるのは

難しくなっていきます。

そうであっても第5ハウスを育てる価値は

大きなものがあります。

ここを育てずに社会的な地位だけを得ても

丸山穂高議員のように卑猥な発言や議員に

相応しくないツイートをするようなことを

起こしがちです。

満たされない自己愛を自分より弱い立場の人に

向けるための機会を増やすために出世を目指して

頑張っているようですらあります。

ある程度根本的に満たされなくては、結局は

そのような心情にいつまでも縛られてしまい

何のために頑張っているのか意味不明になります。

20代前後の方が願いが叶わないなら破壊したいと

訴えたり才能が無ければ頑張っても無駄と

感じるようなことを述べるのと同じです。

このような感じ方は、本当に必要なニーズを

満たす機会を奪われ続けた結果です。

子供時代が忙し過ぎると育たない個性も沢山あります。

基本的に満たされていれば持って生まれた範囲で

楽しくやり繰りすることを受け入れられます。

自分のささやかな能力を駆使して欲しいものや

状況を得るための方法を考えるようになります。

第5ハウスは生きる情熱を絶やさないために

とても大切です。

「人生の主役はあなたですよ」と言う主役とは

第5ハウスを指します。

ホロスコープは常に全体的に読まないと失敗

しますが、自分らしさと仕事の両立を狙うなら

セレスを参考にするのもありです。

元・イチロー選手の引退会見の言葉をもう一度

載せます。

「成功出来るかどうかの判断基準では後悔する。

やりたいと思えば挑戦すれば良い。」

セレスはこの選択をする時の目安になります。

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