古舘寛治さんに学ぶサビアン度数牡羊座３度

古舘寛治さんは、非常に不思議な雰囲気を

作り出す役者さんです。

その作品の雰囲気を吸い取って形になった人が

話したり動いたりしているような存在です。

意思を持って演じているのですから、能動的に

働いていらっしゃるのですが、まるで

どこからか泡が少しずつ集まってきて立体化した人が

話しているような印象を受けます。

そんな古舘寛治さんの太陽サインは、サビアン度数

牡羊座３度です。

これは、集団の中に潜在するものを体現してしまう

性質があります。

牡羊座の初期度数なので、生まれ落ちた魂が

自分を確立するために、様々な周囲の人や物から

無意識に影響を受け取っている状態です。

そのような度数なので、古舘寛治さんの作り出す

空気感は、彼自身の歩んできたものとも言えますが、

俳優として古舘寛治さんが、活躍されている

ということは、その作品や現場の雰囲気を吸い取って

演じているということになります。

それは、まるで古舘寛治さんという筒に

作品の空気が入って膨らませているような

不思議な存在です。

そのような古舘寛治さんの太陽サインは、

天王星のオポジションと海王星のトラインがあります。

天王星とのオポジションからは、吸収する

太陽サインの働きに制約を設けたくないという

意思が形成されますから、様々な役を演じられる

俳優に適正があったのでしょう。

海王星とのトラインは、ただでさえ周囲の潜在的な

要素を拾い上げる太陽に対して、海王星から

ビジョンを与えられます。

このような働きはますます、サビアン度数

牡羊座３度の太陽サインを強めることでしょう。

作品のどこかに曖昧な雰囲気を持たせることで、

リアリティを作り出したい時に

古舘寛治さんに演じてもらいたい監督さんは、

多いかも知れません。