悪い影響を持ち込む相手が近寄って来るタイミング(出会い、結婚のタイミング)

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進行の月が天秤座のハウスに入ると恋人が出来たり

それまで交際していた相手とゴールインしたりと

パートナーシップに良い変化が起き易い傾向がありますが、

そもそもの天秤座の性質は、自分自身と異なる個性を

引き寄せる働きがあります。

つまり対人関係に限って言えば、別に恋人やパートナー

だけが近寄って来るというわけではないのです。

天秤座の性質は、自分自身の個性にないものを持った

相手を引き寄せて補ってもらうことにあります。

ですから天秤座の性質は、活動サインでありながら

受け身な一面を持ちます。

正確に言えば受け身と言うよりも異なる個性を

向かい入れるためにいつもドアが開いていて店舗のように

他人が勝手に入って来られるようになっています。

このような状態が自宅であれば家宅への不法侵入ですが、

コンビニエンスストアとかであれば、大丈夫なわけです。

牡羊座から乙女座のプロセスで育てた資質だけでは、

足り無いものを天秤座の窓口を通して物々交換する

みたいな感じです。

貨幣は介在しませんが、身体的魅力、才能、家柄、

コミュニケーションスキル、表現力等々自分自身の魅力を

相手に買ってもらって、こちらも必要な個性を持った人に

協力してもらうための機能が天秤座の性質にはあります。

そのような働きが目的の活動サインと言えます。

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天秤座の性質について少し長くなりましたが、このような

天秤座のハウスに進行の月が入って来たタイミングということは、

悪い意図を持ったお客様も入って来る可能性があります。

純粋に占星術的意図だけで言えば、悪い意図を持ったお客様は

天秤座の対抗するサイン(星座)である牡羊座の性質を持ち込んで

天秤座が引き籠ってしまうくらい混乱を招き入れます。

横暴な振る舞いによって、それまで天秤座の性質が支えていた

心理的バランスを崩すのです。

これは、天秤座の性質が酷い現実から目を背ける性質から

生まれる弱点を改善するためなのですが、単なる混乱ではなく

何かが損なわれるような衝撃を受けます。

それでもこの滅茶苦茶なお客様を観察しながら対応を続ける

ことで天秤座の性質は、判断力、対応力をグレードアップ

していきます。

このような天秤座の性質から理解出来るように進行の月が

天秤座のハウスに入った時に体験する内容は、必ずしも

恋人との出会いやパートナーとの結婚ではないのです。

良かれ悪しかれ異質な相手と遭遇するタイミングです。

前述したように対応を間違えなければ成長します。

しかし対応を間違えなくても、かなり傷だらけになります。

異質な相手と書きましたが、どのような内容なのかは、

ケースバイケースですから真剣に対応すべきです。

生きることは冗談ではなく一回限りの真剣勝負です。

例えば第9ハウスの支配星が第4ハウスにある天秤座に

進行の月が入って来た異なる個性が悪い影響をもたらす場合は、

精神的な価値、宗教やスピリチュアル価値を通して

心理的な安定を得ようとする傾向を破壊しにやって来ます。

家庭内の宗教問題で離婚に発展することもありますし、

友人関係から勧誘に乗ってしまって宗教トラブルになる

場合もあります。

もちろん単純に相性的に悪い男性、悪い女性と付き合って

しまって振り回された挙句捨てられたみたいなこともあります。

確率的には、恋愛や結婚のトラブルが多いかも知れませんが、

対人関係は、多岐に渡りますから動機を厳密に選別出来ない以上

本質は分かりませんし、もしかしたら根っこは同じかも

知れません。

自我から見れば好ましい対人関係は、良いことであって

そうでない対人関係は、悪いことです。

成長するためと言うのは、後付けに思えるでしょう。

この記事に対する対策記事

良い出会い(人間関係を含む)だけを引き寄せるホロスコープの使い方

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