進行の月が第12ハウスにあって、現在、ピンチな人の対策の仕方(実践編)

実践編ですから、いつもの解説のように占星術的な抽象的な

思考法を可能な限り省いています。

占星術は、占星術のルールで動いていて、現実のルールとは、

異なる法則ですが、占星術に何らかの解決策を見出そうと

する人にとって、どうすれば良いのか?と言う疑問もある

と思います。

どんなに運気が良くても勉強しなければ、受験に受からない、

受験校に対して必要な学力があるかどうかだけが問われるのが

受験になります。

しかも、それを一回の試験で計ります。

同じ時間は、訪れないと言う意味で、人生もやり直しは、

ありません。

前置き、前提は、ここまでにします。

対策1

第12ハウスに進行の月があって、現在、何らかの

ピンチに襲われている人は、先ず、いつ、第12ハウスを

抜けるのか?調べてみましょう。

思ったより抜けるのが先なのか?

それとも、案外、もう少しで、終わりそうなのか?

先ず、ここを確かめます。

本当に、現在、危機感があれば、期間が気になるはずです。

対策2

その人のピンチの度合いに寄りますが、第12ハウスは、

浄化のハウスですから、危機に抗っても、何らかの形で

カウンターを食らいますから、危害を加えてきていると

思える対象と接点を作らないようにしましょう。

これが具体的なトラブル回避の要点になります。

問題の本質は、進行の月が第1ハウスから第11ハウスに

あるまでの期間の反省をする時ですから、この期間の

過ごし方次第で、浄化される内容は、変わります。

しかし、何らかの形で自分をピンチだと感じるだけではなく、

実際に何かから危害を加えられている人は、浄化が具体的な

ものとして迫っていますから、兎に角、接点を作らない

ことに尽きます。

そのような行動をしながら、問題の本質を理解し、しっかりと

内省していくことで対処方法が見えてきます。

対策3

それぞれの人の個別の具体的な対策方法ではなく、一般論

としては、対策1と2になります。

「えっ、それだけ?」と思われるかも知れませんが、更に

ピンチになる人は、反省せずに、問題に立ち向かっていこうと

しますが、更に悪化します。

簡単に言えば、進行の月が第12ハウスにある時の厄介な

相手は、揚げ足取りどころか、でっち上げてでも攻撃して来る

傾向があります。

そして第12ハウスですから、この運勢の人は、孤独であり、

基本的に1人で戦うことになります。

1対大勢みたいな戦いになりますから、絶対に勝てると

思わないことが大切です。

力で何とか出来ると思っている間は、敵は、いくらでも

膨れ上がっていきます。

そして強制的に浄化されることになります。

今まで占ってきた事例を言えば、そこに正義や人権を訴えても

通用しません。

親切な敵?でも、負けを勧めることくらいでしょう。

何かをでっち上げてでも踏み込んで来ます。

証拠を押さえれば良いと思われるかも知れません。

確かにそうですが、それが攻め込む性質の証拠である場合は、

まず、信じてもらえません。

進行の月が第12ハウスにあることに気が付いていない人は、

そこでかなり絶望します。

そうは言っても、ある程度、じたばたするのが、人情なのかも

知れませんが、建設的に生きている人であれば、時間が惜しい

はずです。

だからこそ、気付いた時点、理解した時点で、絶対に自分から

接点を作らないことです。

言い方を変えれば、ワンクッション挟んで、対応することが

大切です。

対策3のポイントは、これです。

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危機感を得ている時点で火の粉は、飛んできているはずです

から、それを消さないわけには、いかないはずです。

しかし、直接的な接点を作れば、どんどん事態は、悪化します。

相反する対策です。

しかし、物事の相は、微妙にずれています。

ずれていないと駄目なのです。

この調整は、対策2の問題の本質を理解が進む程度に出来る

ようになります。

自分自身が正しいと思っている間は、絶対に無理です。

正しいとか、悪いの問題ではなく、第12ハウスの浄化作用

(内省)が働いているわけですから、そこの理解が深まらない

限り、物事が進みません。

対策4

何かしら問題が起こったら、整理整頓をして下さい。

大きな難題を小さな難題にするためには、事前に少しずつ

整理整頓をして下さい。

本当に、ピンチな人は、自由に動けないはずですから、

貴重な自由に動けるタイミングを利用して適切に整えて

いくと、敵から見たら隙が無くなっていきます。

整理整頓は、精神論ではなく、能動的な浄化です。

進行の月が第12ハウスにある途中で、その現場から

逃げ出したり、引っ越ししたりするのも、出来れば、

違うと言えます。

命に関わってきているレベルであれば、それもお勧め

しますが、新しい出発は、進行の月が第1ハウスに

入った時がお勧めなのです。

嫌もう無理、限界と感じているならば、場所を変えて

浄化期間を過ごすことも、もちろん、ありです。

まとめ

タロットカードの大アルカナを順番に読んでいけば、

物事の流れは、理解出来ますが、相反する要素が作用

し合いながら物事は、進展していきます。

ですから、効率的に、出来れば、楽しく乗り切っていく

ためには、反する作用を上手に使いこなすことが大切な

ポイントになります。

敵(浄化作用)が強ければ強いほど、しっかりとやり終えたら

けっこうな力が付いているはずです。

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