大切なことを伝えられる運勢

今日の運勢の解説は、ネイタルのホロスコープの水星と

トランジットの水星のアスペクトについて書いています。

今回は、特別にネイタルのホロスコープにアセンダントと

水星のコンジャンクションがある場合についても書いています。

自分自身のネイタルのホロスコープを基準にすると

大切なことを伝える運勢であり、気になる人を主体に

すると大切なことを伝えられる運勢と考えることに

なります。

ネイタルのホロスコープが自分自身なのか、気になる人

なのか?という違いになります。

主体となるネイタルのホロスコープのアセンダント側が、

無意識レベルに近いアセンダントですから、伝えられた

ことに気が付いたかどうかが、ポイントになります。

伝えると言ってもはっきりと内容証明郵便で送って来る

わけではなく、受け手がアセンダントですから、大切な

ことが伝えられたり、交流が発展する可能性がありますが、

自覚の程度によって受け取れるものは、変わって来るでしょう。

これは、恋愛や友情と言ったような一般的なコミュニケーション

だけではなく、仕事に関するものであっても自覚の程度で

かなり有効性が変わってきます。

言い方を変えれば、積極的に使っていきたい運勢のアスペクト

であって、これがあるから、何かしら良い知らせがあるのかな?

と受け身で待つのとは、ちょっと違うかも知れません。

アスペクトに関しては、はっきり何らかの伝達を感じるのは、

スクエアやオポジションのようにインパクトが明確なアスペクトに

なるでしょう。

相手にしっかりと印象付けたいのであれば、案外、良いアスペクト

になり得る可能性があります。

もちろん、コンジャンクションも良いのですが、コンジャンクションの

働きは、公転周期の大きな天体から小さな天体に作用する時に発生

し易いエネルギーですから、公転周期の速い水星が計算上の感受点に

コンジャンクションしていく場合は、他の天体とのコンビネーションの

有無をしっかりと確認して全体的に運勢を読むことをお勧めします。

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ネイタルのホロスコープにアセンダントと水星のコンジャンク

ションがある場合。

例えば、ネイタルのホロスコープにアセンダントと水星の

コンジャンクションがあったとします。

アセンダントも水星もネイタルの場合のコンジャンクションです。

生まれた時の姿勢であるアセンダントに水星がしっかりと乗って

いますから、既成概念や常識を考慮しない純粋な好奇心が働く

傾向があります。

水星は、心身では、神経を意味することもあるので、何にでも

反応してしまい疲れやすい傾向も発生し易くなりますが、成長

と共に適度に自閉する方法を身につけるようになります。

アセンダントですから、第1ハウスで起こるコンジャンクション

ですが、第12ハウス側に水星があると、知性が霊感っぽくなり、

表立った意思表示は、苦手になる傾向があります。

第1ハウス側に水星があれば、他者とコミュニケーションを

取ることに関して、潜在的には、気後れしないでしょう。

もし、このアセンダントと水星のコンジャンクションが獅子座

であれば、自分自身の主張を周囲よりも強くしなければ、知性が

働き難くなりますが、それは、ある程度、反発されるリスクを

背負うことになります。

アセンダントは、生まれ持った姿勢ですから、これを変更する

ことは、難しいどころか、無理に癖を変えると生命力という

元気まで減ってしまうので、積極的にエネルギーを吸ったり

吐いたりするような呼吸が出来る場(主張、表現出来る環境)を

持っていると良いかも知れません。

コンジャンクションは、基本的には、自閉したアスペクト

ですから、ネイタルのホロスコープに、このアスペクトが

ある場合は、必ずしもコミュニケーション相手を必要と

しませんから、呼吸出来る環境を一つ見つけておくと良いかも

知れません。

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