美しい人の母親を中心に書いていますが、美しい人が人間らしく
生きようとした仕組みも同じなので吊られた男のカードに
注目してみて下さい。
１枚目のカード
カップのペイジの正位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
美しい人の母親は、美しい人の事件に対して受け身だった
(カップのペイジの正位置)と読むことが出来ます。
夢を見ていた(カップのペイジの正位置)、夢の中にいた(カップの
ペイジの正位置)と読むことが出来ます。
どのようにして、カップのペイジの正位置でいたのかは、２枚目の
吊られた男のカードで解説しています。
２枚目のカード
吊られた男の逆位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
美しい人の母親は、事情を聴かれたと読みました。
吊られた男のカードですから、何らかの事情で当然、身動きが
取れないと読むことが出来ます。
逆位置ですから、本当に抜き差しならない状態だったと
読むことが出来ます。
吊られた男のカードですから、この状態から脱するには、
それまでの立場を放棄すれば、何とかなる可能性があります。
この逆位置は、美しい人の母親は、はめられたと読みました。
何故、このカードから、そんなことが読めるのか？
吊られた男のカードは、二つの理念に縛られて吊るされています。
全部を解説すると長くなり過ぎるので、ある程度省略しながら書きます。
吊られた男を吊るす両端の木をＡとＢとします。
Ａを美しい人を捧げた側とします(不明な教え側)。
Ｂを美しい人を消した側とします(サイ子側)。
Ａを美しい人を捧げた側(不明な教え側)。
美しい人の母親は、自分自身の潜在的な願いに親身になってくれる
存在にどんどんはまっていき、紹介され再婚し、美しい人の成長と
共に享受するメリットは、拡大していきました。
美しい人は、差し出されることが不明な教えの忠誠のルールと
読みましたが、それを回避する黒王子になるという選択肢が
ありましたが、美しい人が拒否しました。
Ｂを美しい人を消した側(サイ子側)。
美しい人の母親的には、美しい人を差し出した以上、ずっと
不明な教えから利益を得られるはずでしたが、美しい人がすんなりと
黒王子にならなかったことやその過程で知り過ぎたこと等、
それらの予定外の時間は、美しい人を消した側にとって、
美しい人の母親に対する負担を大きくしていきました。
何らかの事情や方便で美しい人を消した側が、美しい人の母親に
対する利益を渡していたと読んでいます。
それは、実質、サイ子が資金繰りをしていたと読んでいます。
もちろん、それは、ある種の錬金術であって、サイ子の個人的な資金
ではありません。
２枚目のカード解説のまとめ1
美しい人の母親が吊られた男のカードの状態から脱するには、
Ｂの美しい人を消した側(サイ子側)を諦めれば、Ｂの木が倒れて、
吊られていた状態から解放されます。
しかし、これは、美しい人を消した側が、美しい人の母親に
これ以上、利益を与えることを回避するためです。
美しい人の母親は、美しい人を不明な教え(Ａの木)に捧げたことで
運が良くなった程度の認識(不明な教えのお陰)かも知れません。
美しい人を消した側とパイプが太くなり(再婚等)利益が得られるように
なったという客観的な認識が抜けていたからこそ、１枚目のカードが
カップのペイジの正位置なのです。
２枚目のカード解説のまとめ2
この吊られた男のカードの吊られた男を吊るす両端のＡＢの木は、
美しい人も同じなのです。
かなり重要なことなので、今回のタロット占い抜きで徹底的に
解説すべきことなのですが、美しい人がマンションで監視され、
現場レベルでも監視されている状態もまったく同じです。
常に美しい人の母親が夢を見ていた世界を支えてきた、２本の木に
吊るされていたのです。
美しい人がなくなれば、美しい人の母親が見ていた夢も当然覚めます。
美しい人の母親のカップのペイジの正位置を支えていたのは、回り
回ってきた美しい人のお金です。
これは、何とか支援も同じ仕組みです。
ＡＢの木は、１０４マであり感慕自亜です。
美しい人は、吊るされていました。
現場レベルで吊るしたのは、あの２名でしょう。
これも吊られた男のカードなのです。
３枚目のカード
ソードの１０の逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
小アルカナの「１０」ですから、新しい扉がありました。
しかし美しい人の母親は、自分自身で開くことは、出来ません。
梯子を外された感じでしょう。
しかし、不明な教えがもたらす幸福は、誰かから搾取された労働や
身体から成り立っているものであって魔法ではなく、ある種の
ビジネスです。
しかもそれは、合法的なものではありません。
良い立場を失いたくなければ、利用価値に気を配る必要があります。
美しい人に関すること以外のメリットがない限り、それまで同様の
利益を得られることはないことを示しているのが、このソードの１０の
逆位置です。
美しい人の母親の取捨選択の最終的な結果が形(１０)になったのです。
それでも２枚目の吊られた男の状態を放棄すれば自由になれる(事情聴取)
のですから、良い取引だと読みました。
４枚目のカード
ソードの１の逆位置
４枚目は、美しい人の母親の対策カードになります。
余裕がある方は、美しい人の対策カードも読んで下さい。
２枚目のカード解説で書いたのように、このタロット占いの主体は
二重になっています。
次いで書けば、事情聴取の吊られた男のカードの両端の木は、美しい人の
母親と再婚相手でしょう。
この時の吊られた男は、美しい人の部屋に入った人物でしょう。
周囲の空気を読むこと(ソードの１の逆位置)が対策内容です。
５枚目のカード
正義の逆位置
５枚目のカードは、美しい人を消した側の本音部分を表しています。
このような状態を作り上げるための調整は、大変だった
(正義の逆位置)と読むことが出来ます。
６枚目のカード
死に神の逆位置
６枚目のカードは、美しい人の母親の本音部分を表しています。
何もかも関係性が切れてしまったと感じたでしょう。
切られたことに気付いたのは、それなりの期間が経過してからでしょう。
７枚目のカード
ソードの３の正位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
妥協することで生産性を上げるのが、ソードの３のカードです。
正位置ですが、ことがこと(美しい人が亡くなった)なだけに
選択の余地は、なかったと読むことが出来ます。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
今日を耐えるだけなら、旨いものを食べたいだけ食べてスタイルは
悪くなるでしょう。
長期的な展望があるからこそ体に良いものを食べようと思います。
美しい人は、生きるつもりだったのです。
美しい人が人間らしく生きようとした状態も吊られた男のカードの
両端の木で読むことが出来ます。