幸せと凶方位の関係

旅行の吉方位と凶方位に関することという記事を

書きましたが、人は、何のために凶方位に行くのか?

と言えば、簡単に言えば、脱皮のためだと言うことが

出来ます。

占星術でもソフトアスペクトとハードアスペクトが

あるように、ある天体(占星術)が公転する時に、様々な

アスペクトが発生します。

アスペクトは、円を何分割するかで決まっているから

なのですが、ハードアスペクトのタイミングで、横槍が

入ることで少しずつ、それまで安定した状態に亀裂を

入れていきます。

占星術的には、最終的には、リターンすることになります。

土星や太陽のリターンは、有名ですが、進行の新月が

切り替わるタイミングも、それと似たようなものになります。

生きるテーマが、ガラッと変わりますが、それは、主観的な

ものなので、かえって内面の停止が重く感じられます。

人は、実際に、辛い境遇でも、どんどん物事が改善されて

行く時は、上り調子のように感じられますし、客観的に

恵まれていても内面的に動きが鈍いと息苦しくなります。

退屈な状態は、極端に言えば精神を崩壊させるとも言えます。

進行の新月の切り替わりは、求める価値観の変化とも言えます

から、それまで面白かったものが、そうでなくなったり、

人間関係が変わったり、仕事を変えたくなることもあります。

進行の新月が起こるハウスやサイン、どのようなアスペクトを

持っているかとか、その辺りを読むことになりますが、

そのような細かいことを読む前に、それまでの主観的な

価値観が、どのように入り変わっていくのかが、けっこう

重要なポイントになります。

昆虫で言えば、脱皮を失敗すれば、生死にかかわります。

人も、場合によっては、死を選択したくなるほど落ち込む

こともあります。

そのような思いをせずにスムーズに次のテーマに移行していく

ためには、積極的に旅行にいくこともありだと考えます。

変化は、能動的に起こす場合は、それほどでもありませんが、

受け身での変化は、けっこう辛いことが多いものです。

自ら動いて、様々な兆しを観察しながら、新しくなっていく

自分自身に関心を寄せると案外、すんなりと変わっていきます。

恐怖心が先だって自主的に動けない場合であっても、完全に

受け身ということは、ないでしょうから、何故、自分が、その

選択をしているのか、確かめるだけでも、変化し易くなります。

受け身で変化を引き起こす時に、吉方位でないところを目指す

場合は、脱皮のきっかけを作ろうとしているとも言えます。

上述したように、占星術天体が公転する間に、様々なアスペクトが

発生しますが、スクエアやオポジションは、ハードアスペクト

と言われますが、重要な変化を引き出します。

言い方を変えれば、ずっとトラインのような状態で切り替わる

ことは、不可能なのです。

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