美しい人を擁護していた存在の誤算

1枚目のカード

カップの4の逆位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。

1枚目と2枚目のカードを併せて読むと、それまでの体制の中に

美しい人が一石投じたと読むことが出来ます。

その結果、何かしらの変化が起こったのでしょう。

カップのカードですから、全てが身内の範囲のことと読むことが

出来ます。

一石投じる前は、美しい人にとって、それなりに、まとまって

見えていたものと読むことが出来ます。

恐らく所属先(カップの4のカード)を意味するものでしょう。

このカップの4のカードは、逆位置ですから美しい人は、何らかの

理由で違和感があったと読むことが出来ます。

2枚目のカード

カップの1の逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

「1」ですから、美しい人は、1枚目のカード解説で書いた違和感を

元にして何かを始めたと読むことが出来ます。

カップの1のカードですから、愛情を求めたと言うことでしょうが、

恋愛では、ありませんから、誰かに理解を求めたと読むべきでしょう。

しかし、逆位置ですから、それでも不安要素は、消えなかった

(カップの1の逆位置)と読むことが出来ます。

この不安は、1枚目のカード解説に書いた「何かしらの変化」です。

つまり、美しい人自身が起こしたものと読むことが出来ます。

美しい人は、能動的に美しい人なりに何かに対処しようとした

と読むことが出来ます。

美しい人にとって、それは、善や愛かも知れませんが、美しい人を

消した側にとっては、挑まれたと感じたのでしょう。

言い方を変えれば、美しい人も美しい人を将来のリーダーのように

考えていた人たちも、美しい人を消した側の全貌を知らなかった

と読むことが出来ます。

このタロット占いの中心となる2枚目のカップの1の逆位置が

表している不安は、次第に大きくなっていた(3枚目のソードの9

のカード)と読むことが出来ます。

ソードの9のカード自体に大きくなるという意味は、ありませんが、

その不安を探求し続けることになった(9)と言うことは、それだけ

不安の背景にあるものの闇が深かったと読んだのです。

美しい人を消した側のバックボーンを知れば知るほど、美しい人や

美しい人に期待した人たちの不安は、大きくなっていったのでしょう。

sponsored link



3枚目のカード

ソードの9の正位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

美しい人や美しい人側の人たちは、取捨選択し続けることで、

その取捨選択に相応しい何らかの状況を引き寄せてしまって、

それ以上、身動きが取れないところまで到達した(ソードの9の

正位置)と読むことが出来ます。

ソードのカードの「9」ですから、安全(コイン)や居心地(カップ)

みたいなものを度外視してでも、自分自身の価値観に基づいて

判断を積み重ねてきた結果です。

信念を貫き通した結果(ソードの9のカード)でもあるでしょう。

4枚目のカード

星の逆位置

4枚目は、美しい人や美しい人側の対策カードになります。

理想と現実にギャップがある(星の逆位置)と読むことが出来ます。

対策内容は、現実次第でしょう。

生き残ることを最優先するならば、妥協することが対策内容になります。

現実を優先すること(星の逆位置)と読んでも良いと思います。

5枚目のカード

コインのペイジの正位置

5枚目のカードは、美しい人を消した側の本音部分を表しています。

一つ一つ丁寧に美しい人の周囲を引き剥がしていく(コインのペイジの

正位置)と読むことが出来ます。

言い方を変えれば、美しい人が「言い出しっぺ」みたいに位置付け

られていたと言うことです。

6枚目のカード

ソードの8の正位置

6枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。

それでも信念を通したい(ソードの8の正位置)と読むことが出来ます。

「8」を圧縮と読めば信念ですが、「8」を見えない状態と読めば、

かなりハードな状況に苦しんでいたとも読めます。

耐えるしかない感じです。

7枚目のカード

ワンドの9の逆位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

この時点で美しい人は、深入りし過ぎていた(ワンドの9の逆位置)と

読むことが出来ますが、客観的に読めば、周囲を引き剥がされたことで

梯子を外されたような状態(バランスを失ったという意味でのワンドの

9の逆位置)と読むことも出来ます。

今の美しい人のソードのクイーン(光)へ

今回のカードで美しい人を守る人たちから情報を得ていたと

読むことが出来ます。

ある意味で、美しい人は、見えない派閥のリーダーのような立ち位置に

なっていたのかも知れません。

精神的な支柱みたいな感じでしょう。

美しい人が、どのように能動的に取り組んでいたのか不思議でしたが、

美しい人を消した側の派閥と対抗する存在があったと読みました。

しかし、最終的に、そのような仲間内(所属という意味)での争いの

問題では、なかったのでしょう。

3枚目のソードの9の正位置は、美しい人が取捨選択を重ねた結果、

行きつく所まで行ってしまったことを表しています。

sponsored link
error: Content is protected !!