美しい人は、犠牲になるために生まれて来たのか?

美しい人の海王星は、第1ハウスにありますから、内面からの声で

自分自身の行動や指針を決めるところがあったかも知れません。

この海王星は、第3ハウスの支配星ですから、継父の影響が、

美しい人の人生に悪い影響を与えた可能性があります。

しかし、そのようなことを通して美しい人は、自分自身の個性に

目覚めていったと読むことが出来ます。

美しい人の海王星は、キロンとアスペクトがありますから、

他人のために喜んで犠牲になる可能性があります。

美しい人のこのアスペクトは、トラインですから、他人を癒すことに

関心が強いことが動機になるからでしょう。

1枚目のカード

隠者の正

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。

美しい人は、自分自身で調べたこと(隠者の正位置)を誰かに訴えた

(法王のカード)と読むことが出来ます。

しかし、法王のカードは、逆位置ですから、美しい人が訴えた相手の

道徳観念に何かしらの問題があったと読むことが出来ます。

2枚目のカード

法王の逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

美しい人は、悪い習慣を変えることを望んだのかも知れません

(2枚目の法王の逆位置)が、1枚目のカード解説に書いたように

美しい人が訴えた相手(上司に該当する)に問題があった(法王の逆位置)

と読むと同時に、その相手は、金銭的なものにこだわっていた

(法王の逆位置)と読むことが出来ます。

今までの美しい人のタロット占いで上がっているキャラクターで

あれば、kgや「ギフ」が浮かびますが、どちらなのでしょうか?

それとも両方でしょうか?

イマジネーションとしては、最終的には、kgだと感じられます。

3枚目のカード

世界の逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

美しい人は、何らかの主張をすることで、何らかの完全な世界を

作り出そうとしたけれども叶わなかった(世界の逆位置)と読む

ことが出来ます。

このタロット占いの中心となる2枚目の法王の逆位置では、美しい人が

上司に当たるような意思を受け取る側として読みましたから、

美しい人の内面では、その主張は、法王のカードの逆位置ではなく、

正位置だったと言えます。

もちろん、実際は、逆位置ですから、上司に当たる人物に否定された

と読みますが、それで美しい人の主張内容が変わったわけでは、

ないでしょう。

ただ現実には、やはり主張を通すことは、出来なかった(世界の逆位置)

と読むことになります。

何らかの事情で、あるところから、進めなくなった(世界の逆位置)

と読むことが出来ます。

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4枚目のカード

女教皇の逆位置

4枚目は、美しい人の対策カードになります。

女教皇の逆位置ですから、美しい人は、自分自身の取り組みは、無理だと

理解していた可能性があります。

それでも、踏み込んでいった可能性があります。

実際にそうだったとすれば、海王星とキロンのトラインの影響かも

知れません。

癒してあげるべき誰かを見捨てることが出来なかったと読むことが出来ます。

5枚目のカード

ソードの8の逆位置

5枚目のカードは、美しい人が何かを訴えた相手の本音部分を表しています。

何かとは、4枚目のカード解説に書いた「癒してあげるべき誰かを守ること」

になります。

ソードの8の逆位置を直訳すると知識にまとまりを与えることが出来ずに

方向性を示すことが出来ないと読むことが出来ます。

美しい人の訴えた内容に対して的確に答えることが出来なかったと

読むことが出来ます。

このような部分も美しい人が、諦めずに、更に自分自身で調べていった

(1枚目の隠者の正位置)の要因になったかも知れません。

6枚目のカード

ソードの9の正位

6枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。

美しい人は、より自分自身の信念を鮮明にしていった(ソードの9の

正位置)と読むことが出来ます。

7枚目のカード

正義の逆位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

この正義のカードが正位置であれば、美しい人は、自分自身の

安全と癒すべき誰かを守ることのバランスが上手く取れたのかも

知れませんが、気持ちが流されて、実際的な判断が出来なかった

(正義の逆位置)なのかも知れません。

今の美しい人のソードのクイーン(光)へ

「美しい人は、犠牲になるために生まれて来たのか?」という問いに

関しては、美しい人の性格、性質、資質を持って、ある環境に

入れられてしまえば、このような運命になることは、避けられなかった

と読むことが出来ます。

それだからと言って、そのために、生まれて来たとは、言えませんが、

実際には、このような流れを辿ってしまったとも言えます。

美しい人が辞めたいと言った時に辞めさせなかった人間に大きな罪が

あると言えるかも知れません。

しかし、そうだとすれば、やはり運命なのかも知れません。

傷ついている人に対して何とかしてあげたいと行動してしまう

美しい人の性格を踏まえると、美しい人は、犠牲にならざる

を得なかったと読むことが出来ます。

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