月と冥王星の合やスクエア持ちの子供の母親の読み方

月と冥王星のコンジャンクションやスクエア

持ちの子供とその母親の関係性に付いて

書いています。

子供が月と冥王星のコンジャンクションを

持っていると母親そのものが子供にとって

悪であると誤解されがちですが、母親自体が

悪なのではなく、母親との関係性が子供の中に

憎悪を育てるということです。

その憎悪とは子供にとっての母親と父親の

間にある何かが子供の中に吸収されることが

多い傾向があります。

このアスペクトに関しては何度も書いていますが、

今回の記事で強調したいことは、このような

アスペクトを持った子供はほとんどの場合、

母親から愛されていると信じている

ということです。

ある意味、マザコンです。

この最初の段階を無視すると、ほとんどの

解説は「?」と思われるはずです。

しかし気持ちのどこかで無理して母親を

好きになろうとしている部分もあります。

全てではありません。

その気付かないようにしている部分に

憎悪が蓄積します。

それでも冥王星は子供の月を凄まじい力で

潰しますから、その憎悪に気が付くには

何らかの事件のようなものが必要です。

そのようなものが無ければその子供は

苦しさの理由が分からないまま様々な

状態に陥っていきます。

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月と冥王星のコンジャンクションやスクエアを

男の子が持っている場合は事件絡みで母親と

自分の関係性にある問題を自覚することが

ほとんどです。

事件絡みとはほとんどの場合は母親と父親の

離婚騒動や離婚です。

子供が単独で問題を起こしても、背後にある

母親の影は賢い母親ほど巧妙に隠れますから

見破られることはありません。

母親が最期(死ぬ)まで良い母親を保つことが出来れば

その憎悪を他の機会で爆発させます。

女の子の場合は母親が元気な間はべったりで、

母親が弱ってくると母親に憎悪を向けるように

なったりします。

ほとんどの場合は憎悪の一部を子供に向ける

場合が多くなります。

ここでの子供は母親から見たら孫です。

月と冥王星のコンジャンクションやスクエア

持ちの子供の母親と父親が本当の意味で和解

すれば母親の責任は消えます。

後は子供の業の問題だと理解しています。

このようなアスペクトを持つ子供のホロスコープ

には、他にも大変な部分があるはずです。

そのような部分と母親との関係性に蓄積する

憎悪に関しては分けて理解した方が実際的

かも知れません。

「かも」と言う理由は子供と両親の間のエピソード

には様々なものが含まれるので、子供が自立する

までは全てを完全に切り分けて考えることは、

不可能だからです。

子供にある月と冥王星のコンジャンクションや

スクエアの中身は親の相性やそれぞれの親の

育ちを丹念に知らべると分かります。

相性や動機から窺い知るものは多くあります。

両親それぞれも本人が自覚しない闇があります。

子供の第12ハウスになぜ冥王星があるかと

言えば家系が蓋をした秘密を蒸し返すためです。

親はそれに負けないように頑張った努力家で

あることが多いですが、第12ハウス冥王星は

秘密を暴露する立ち位置にいます。

親子喧嘩、それに伴う事件性に繋がるものは

親自身が向き合えば済んだものです。

ところが人間は頑張れる間はまずいことに

向き合わずに闇に闇に手渡していきます。

負の連鎖です。

月と冥王星のコンジャンクションやスクエアは

その限界を示しているだけです。

その限界は愛は無いと感じさせます。

これは持論ですが、それでも最終的にその闇を

乗り越えられない子供は脆弱な存在なのです。

運命論としては気の毒ですが、突き詰めて

考えればその子供の責任です。

ただ子供が暴発すれば家系全体に飛び火しますから

可能な限り助け合って生きるべきです。

そのために家族として生まれたはずです。

月と冥王星のコンジャンクションのカテゴリーが

一番最初にあるのは愛の終わりだからです。

しかし終わりは始まりでもあります。

墓標と来世かも知れません。

来世を未来と呼ぶのはシニカルな印象を

受けるかも知れませんが、それくらい

厳しいのも本当です。

そのような前提を込みで言えば、後はそれもその

個人の力量次第のはずです。

一番簡単な方法は闇を子供に引き継ぐことです。

闇を引き継ぐためには光もセットでないと

ただの虐待になり、子供は結婚を拒否したり

結婚しても子供を作りません。

愛のない子供の怖さを知っているからです。

月と冥王星のコンジャンクションが第12ハウスに

あれば、かなりの確立で今回はそこで終わりますが

(家系が途絶えます)

他のハウスであれば、まだやり方もあるでしょう。

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