沙也加さんが心の問題で亡くなったと思えない理由と12ハウスの月

第12ハウスに月があるタイプの人は、そうではないハウスに

月がある人と比べて危うく見えても、実際に、そのような要素が

見えて、ちゃんとバランスが取れて活躍している方も大勢います。

その方法に、強くこだわるのが、第12ハウスに月があるタイプ

の人とも言えます。

以下は第12ハウスの月とHSPに関する過去記事の抜粋です。

月が第12ハウスにあれば、どのようなサインであっても、

とても感じ易いタイプの人になります。

何かに対して繊細に反応するだけではなく、その部分に対する

改変が起き難い傾向があります。

言い方を変えれば、その部分に関しては、成長しないとも

言えますから、個性だと捉えるのです。

これをHSPと考える人もいるかも知れません。

個人天体が第12ハウスにあれば一人の時間が大切になります。

何らかの理由で隠していた資質を引き出さなければならないから

なのですが、特に第12ハウスの月は取り出して息をさせなければ、

その人自身が死に傾いていきます。

大勢の人の中にいると神経が休まりません。

何よりも他人の感情が雪崩れ込んできますから、完全な一人の状態を

作らなければ心身が休まることがありません。

ですから第12ハウスに月があると一人が大切というよりも、まったく

別の空間を作り出す必要があります。

それはただの箱ではなく、その人の内面を反映させるものです。

本当に意味で生きられる空間です。

このように書くと第12ハウスの月を幸せにする作業のように

思われるかも知れませんが、これは第12ハウスの月に

飲み込まれながら閉じ込められるプロセスであって

一般的な健全な人生とは異なるものです。

感じ易く一人の時間が重要というだけであって、それが必ずしも

HSPという状態になり生き辛いというわけではありませんが、

第三者から見ればかなりHSPに近い状態です。

しかし本人的には苦しいとは限りません。

それどころか他人には、その箱の中で他人には分からない幸せを

追及している第12ハウスの月タイプの人もけっこういます。

ここで病院に通う人と通わない人の差は、周囲の環境次第

かも知れません。

中にははっきりと自分自身の第12ハウスの月を個性と

感じ取っている強者?みたいな人もいます。

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もちろん孤独に閉じ込められて寂しいと感じる第12ハウスの

月の人もいれば、このような時間に留まれるのであれば、永遠に

この時間が続いても構わないと感じる人もいます。

至福の時間が流れる空間でもあるからです。

他からの物理的影響、心理的影響がシャットアウトされた環境が、

喉から出るほど欲しくも、手に入らない第12ハウスの月タイプの

人がけっこういます。

第12ハウスの月の人でノイズと感じるものをシャットアウト

したまま移動していた人を知っていますが、心を閉ざしたまま

途轍もない行動力を同時に発揮出来ることも可能です。

このように積極的に孤独を必要とする第12ハウスの月の人が

HSPのようになって苦しむのは愛情を求めた時です。

自分の世界から長時間離れることが出来ない第12ハウスの月

の人にとって、普通の意味での自由はありません。

自らの生存のために自分の世界にとどまり続けるのか、好きに

なった人の側で無酸素運動を続けるのか選択が必要になります。

この葛藤に捉われてしまうと世界は尖り始めて、あらゆる存在は

鋭利なものとなって第12ハウスの月を持った人に突き刺さります。

自分を捨てて奉仕的に生きられれば、何の問題もないのですが、

それが出来るかどうかは、それが向くかどうかはホロスコープの

中身次第でしょう。

しかしどっちにしろ第12ハウスの月の人が、誰かを愛する時には

自分の世界を出て奉仕的にならなくてはなりません。

酸素が希薄な生活に馴染めるのか、どの程度酸素濃度で妥協するのか、

という問題は、つきまとい続けます。

そしてそれを決定するのは交際相手やパートナーです。

第12ハウスに月があるタイプの人が心を開くと影響され易くなります。

ですから第12ハウスの月はこのような関係性にチャレンジして失敗

すると、かなりの確立でHSP状態になります。

世界が尖った状態から回復出来なくなるからです。

自分に必要な空間を作り上げた後、死ぬまで、そこから出なければ、

第12ハウスに月があるタイプの人の世界は、どのハウスの月の

人よりも平和です。

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