虐待経験のある人が友情、恋愛、結婚で注意したいポイント

虐待経験のある人が友情、恋愛、結婚で注意したいポイント

という記事タイトルですが、特に母親から虐待された場合に

ついて書いています。

細かく書くと切りがないので、逆に、ざっくりと書くと

母親から虐待された場合や、母親から虐待されていることに

無自覚なまま虐待されている場合でも、友情、恋愛、結婚、

果ては就職先まで、母親が理想とする友人のタイプ、恋人や

パートナーを選びます。

もう30年くらい前の例なので取り上げさせて頂きますが、

今でも忘れられないのは、男性の方でしたが、お話を聞いて

いると明らかに虐待されていると思われるのですが、母親の

言葉を否定出来ずに、それどころか、言いなりで、周囲の人

からマザコンと言われることで悩んでいました。

その経緯は、良いのですが、この方の後日談で、泣きながら

連絡されてきて何事かと思ったら、自分自身の好みではない

女性と結婚させられると言って泣いているのです。

しかし正確に言えば、好みではないと自覚しているのではなく、

母親が勧めている結婚相手は、相談相手の方自身には、受け入れ

難いところがあるのに、それなのに結婚するように言われると

言って泣いているのです。

それでも母親が勧めているから、結婚するしかないと思っている

様でした。

この方のことを、この記事を読んで下さった方が、どのように

感じられるかは、分かりませんが、母親に虐待されて育った人は、

どこかにブラックボックスがあって、触れられない、見えない、

みたいな回避出来ないゾーンを抱えていて、自分自身が潜在的に

どんなに拒否していて嫌だし、苦しく、涙まで流しているのに、

それを受け入れないといけない仕組みが自分自身の中に出来上

がっていて、それに抗うことすら脳裏に浮かばないような母親と

自分自身の境界線があって、それを緩やかに(本人自身は、全力

だと解釈しています)押し返すのみで、あっさりと周囲の事情に

流されて、実は、許せないポイント(個性)を一部持つ友人と

親密に遊んだり、恋愛関係になったり、結婚する場合もあります。

それぞれの場合のイマジネーションを包括して表現すれば、

夢の中で逃げなければいけないのに、手足が重くてゆっくりとしか

動かせないような感じなのかも知れません。

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