有名人の発言は、何かと難しそうだなと、いつも
思いますが、意図したことと違うのに、良い意味で
広められることもあれば、悪く流布されることも
あるかも知れません。
その意図は、本人しか知る由もありませんし、もしか
したら本人自身も流れの中で何となく発言しただけで、
特別な意図は、まったくないかも知れません。
そういう意味では、有名人の発言は、不思議な要素が
含まれやすいかも知れません。
小泉今日子さんは、ネイタルの火星にトランジットの
土星がコンジャンクションしているタイミングでしたから、
小泉今日子さんのキャパシティーを超えたトラブルが
起こり易い運勢に入っています。
障害を表す土星が行動を意味する火星を覆うことで
小泉今日子さんの言動の真意は、理解され難い運勢に
なります。
このような運勢は、自分自身の主張が通らない時ですから、
事前に理解していれば、他人に絡まないで無難に過ごす
という考え方もあるかも知れませんし、敢えて炎上させる
という考え方もあるかも知れません。
もちろん、小泉今日子さんは、そんなことは、考えずに
自然に会話の流れで言葉を発したのでしょう。
小泉今日子さんは、以前から、思いついたことを、
そのまま口にするような印象を持っている人が多いと
思うのですが、小泉今日子さんは、第１ハウスに火星が
あるので、考えるよりも言動が先立つのは、占星術的には、
個性だと読むことが出来ます。
この火星は、牡羊座の支配星になるはずなのですが、
小泉今日子さんの牡羊座は、インターセプトされていて、
第１ハウスにある火星は、ある意味、コントロールされ難い
状態になっています。
そのような火星が、第１ハウスにあるので、言いたいことを
自由に言い過ぎていると感じる人が一定数発生するような
感じになってしまうのでしょう。
ただ小泉今日子さんのインターセプトされた牡羊座は、
第２ハウスの中にありますから、これが小泉今日子さんの
個性として評価されてきた部分でもあります。
このような配置を持つ小泉今日子さんのホロスコープ
ですから、トランジットの天体が絡んで来ると何かが
起こってしまい、それが評価されたり、批判されるのは、
ある程度仕方がないのかも知れません。