依存したいのに独立を強いられる配置(占星術)

サビアン度数山羊座11度に付いて書いています。

この度数を、天体のどこかに持っている人は、

望んでいる目標に、一気に到達する能力を持っています。

どのような天体で、サイン(星座)、ハウス、アスペクトを

持つかで、その内容を考えることが出来ます。

もちろん、このような資質も、繰り返し使えば、使うほど

習熟していきます。

このような天王星が、第10ハウスにありますから、天王星

らしい独自性が社会的な立場に反映されます。

天王星ですから、大きな組織よりも、小さな組織にシフト

していくでしょうし、さらに、意識が成長していけば、

組織よりも個人の力で社会的な立場を作るようになります。

ここだけの配置を読むと独自性の強い、ベンチャー企業の

代表のようなイメージをしがちですが、この天王星が

持っているアスペクトによって、現象化の形態もかなり

変わってきます。

もし、この天王星が月と繋がっていた場合は、依存心を

表している月が、無理矢理、独自性の発揮(幼い頃であれば、

一人ぼっち・一人っ子)を強要してきますし、その後の

学生生活もグループで行動するよりも、少数で動くことを

強いられます。

そしてサビアン度数山羊座11度ですから、この配置の

人にとっては、精鋭である必要があります。

しかし、アスペクトする相手が月である以上は、依存する

相手を厳選しているような感じになるでしょう。

この延長線上に、月にとって安全(ホロスコープの月)な

社会的な立場を求めることになります。

ただ、ホロスコープ全体を見れば、天王星や月が、お互い

一つしかアスペクトを持たないことは、稀ですから、

更に社会的な立場と依存のややこしい綱引きが生まれます。

この配置だけを天王星側から見ても、当然、まだまだ

内容を持ちますし、月側からの説明もありますが、

一遍に書いても、否定し合うこともあるので、いったん

ここで終えます。

このような配置は、宇宙の力ではなく、家族を通して

やって来ることが多いですから、現実的に考えると

解決策が見えてきます。

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