ホロスコープの月のサイン(星座)を初めとする配置は、
その人の本能みたいなものを表しています。
本能的に愛情を求めることで、生まれ落ちた周囲の
環境から、無意識がパンパンになるまで、取り敢えず、
吸い上げて自分自身を作っていきます。
この自分自身は、理屈抜きの安全感みたいなものです。
生きることに対する無自覚な信頼みたいなものかも
知れません。
無意識の容量が、どんなものかは、分かりませんが、
自我が現実に浮かべるラインまで、吸い上げていく
のかも知れません。
このような月は、本能ですから、満たされるために
無自覚に動きます。
どのような要素で満たされるかは、人(ホロスコープ)
それぞれですが、その本能を磨き上げて愛っぽく
していく配置も、人(ホロスコープ)それぞれになります。
愛っぽくなります、と書いたのは、自分自身が満たされる
要素と太陽自我(太陽サイン・星座)のバランスで、愛し
愛されるような、バランスになります。
金星や火星は、簡単に言えば、恋愛のニュアンスが強い
かも知れません。
月サイン(星座)を初めとする月の配置を磨く要素は、
葛藤として感じられることが多いかも知れませんが、
本能的な愛が洗練されることで、太陽自我も協力し易く
なります。
月の働きが曖昧なままでは、貪欲になり過ぎたり、
存在が、スポイルされて、周囲の物差しに振り回されて
本当の自分自身にとって、意味のない努力をしてしまう
かも知れません。
月の配置が穏やかなタイプの人、そうでない人もいる
かも知れませんが、愛情にも、それぞれの個性があって、
出会いがあります。