女性が太陽と冥王星のオポジション(180度)の
アスペクトを持つ場合も男性に過剰な要求をします。
冥王星の過剰さが太陽に向けられるのです。
太陽は占星術的には夫です。
この過剰さは、相対的なものですから、夫となる
男性ににとって過剰な要求をします。
ある女性は、給料を前借りしている上に、結婚時に
炊飯器しか財産を持っていなかった男性と
結婚しましたが、それでも家を建てようだの、
子供に合わないから、もう一度新築しようだの、
その男性にしてみれば過剰な要求をし続けました。
男性は、癌になっても何とか働き続けましたが、
最後は夜勤の現場で働くようになり、
ある日脳内出血で倒れ一命は取りとめましたが、
言葉も話せなくなり、字も書けなくなりました。
最後は面倒は見れないということで、
離婚を迫られ、故郷に送り返されました。
一緒に住んでいる間も、一人で食事をするなど、
罵詈雑言がない時は孤独でした。
そんな彼も数年前に、亡くなったと聞きます。
子供たちは、父親である男性の居場所も
分からなかったので、葬式はおろか、
亡くなったことも知りませんでした。
罵詈雑言に繋がったのは、太陽と冥王星の
180度よりも、水星と冥王星の180度
だったと思われます。
これは、自分の主張を抑え込むことが出来ません。
この女性は、夫である男性に直接的に様々な主張を
していましたが、身内のことでも、新聞の投書欄に
寄稿するなど、言いたいことがあると、
自分を抑えることが出来なかったそうです。
ある意味、旦那デスノートがあれば
良かったのかも知れませんが、時代が異なります。
何より、その女性に水星と冥王星の180度が
ある時点で、直接、言わないという
選択肢は無かったでしょう。