恋愛における火星牡羊座の役割は愛することです。
自分から愛して受け入れてもらえることは、
ただ愛されることと異なる喜びがあります。
牡羊座であれば、単刀直入に愛を伝えたいでしょう。
気持ちが盛り上がっている時に、すぐに愛を
伝えたいと願うでしょう。
それは気持ちであっても、身体であっても同じです。
待たされたり、じらされたり、何らかの理由で
ある一定の時間が過ぎると、湧き上がっていた熱量は
どこかに消えてしまいます。
消えた頃に相手に伝わっても、もう意味が ありません。
これは火星牡羊座が拗ねているわけでもありません。
ただ何かが去ってしまったのです。
愛が去ったわけではありませんが、愛が舞い降りた時に
感じていた何かが消え去ってしまったのです。
火星牡羊座は何かが舞い降りた時に、愛し合わなければ
意味がありません。
いきなり求められた相手にとって、それが感動なのか
非常識なのかを火星牡羊座が気にしても仕方がありません。
少なくとも火星牡羊座にとって、
今、感じている愛を伝えることは出来たのです。
一見、自己中心的に見える行為ですが、何らかの
熱量が相手に届いたことになります。
火星牡羊座の恋愛にアプローチ方法は関係
ありません。
火星牡羊座タイプの人が出す雰囲気、フェロモン
のようなもので告白する前から、すでに結果は
決まっています。
火星牡羊座について書いていますが、牡羊座という
サイン自体が、そもそも不器用なサインです。
思い付きや衝動で好きに動いているように
見られがちですが、かなり地味にコツコツと
頑張るサインです。
牡牛座のように落ちついて頑張れないだけ
努力する姿が可愛らしく映る相手や場合もあります。
その不器用な姿がすでに誰かを口説き始めています。
自分の関心にピンポイントに意識が移動する
火星牡羊座はそれに気がついていないだけです。
何かのタイミングで誰かの魅力に気がついて
驚いて恋に落ちるのです。
ずっとそばにいたのにです。