生きる力が湧いてこなくて困っているのに
特別、原因が思い至らない場合があります。
虐待された記憶もなく、何かに挫折したような
きっかけもないのに気力が湧かないのです。
もし病気とかでなければ、このような場合に
考えられるのは、子供の頃に純粋な
好奇心や衝動をことごとく潰された
可能性があります。
暴力が伴わなければ、躾と言えば躾と言えます。
子供らしく意味もなくやってみたいことに対して
説明を求められたり、無駄だからと
親が勧めることを喜ぶように無理強いされると
素直な子供ほど親に好かれようとしたり、
虐待とも言えない程の暴力(躾)で仕方なく
諦めたりすることで、その人が本来持っていた
生きる力はどこかに消え去ってしまいます。
これが見えない心の傷です。
日本人の１０人に一人は鬱の経験になったことが
あるとも言われています。
女性にいたっては、５人に一人とも言われます。
厚生労働省も女性が鬱になる割合は男性の
２倍であると発表しています。
女性の方が周囲の人間に好かれたいと思う気持ちが
強いというよりも、幼い頃から周囲の人間関係に
配慮するからだと思われますが、エストロゲン
という女性ホルモンの分泌の減少も相まって
心身共に鬱になり易い条件が重なるのでしょう。
女性ホルモンを差し引いて考えると、男女とも
同じような割合になるのかも知れません。
子供に見えない心の傷を作る禁止の躾は
親が子に期待するからこそ働くものですから
理想を表す太陽サインで考えます。
親の太陽サインが牡羊座の場合
子供に活発さを求める牡羊座の親は、内向的な
遊びに向かおうとするタイプの子供の行動を
禁止する可能性が高くなりますから、それが
見えない心の傷になります。
親の太陽サインが牡牛座の場合
子供に対して一つの物事にじっくりと
取り組むことを求めるでしょう。
見守る親にもよりますが、子供の
盛り上がる衝動を抑え込めば、一見
良さげな教育が見えない心の傷に
なるでしょう。
特に子供の月サインが火だったりすると
危ういかも知れません。
親の太陽サインが双子座の場合
子供に自分と同じような器用さを期待する
可能性が高くなります。
じっくりと取り組むタイプの月が地のサイン
子供には辛い親になるかも知れません。
親の太陽サインが蟹座の場合
蟹座の親の独占欲は、自分の好みではない
子供の自発性を禁止します。
自分の好きなことであれば子供の背中を
押しますが、そうでない場合は他の人を
使って子供を抑え込みます。
子供にとって見えない心の傷の存在に
気が付き難い親です。
親の太陽サインが獅子座の場合
獅子座の親は子供が自分の理想から
外れることを許しません。
ある意味子供は、いつも弱者を
演じなくてはいけません。
それが見えない心の傷になります。
親の太陽サインが乙女座の場合
太陽サイン乙女座の親は自分の安心感を
脅かすような行動を禁止します。
何が禁止事項になるかは親によって
それぞれですが、もしそれが子供のやりたことと
重なれば、それが見えない心の傷になります。
親の太陽サインが天秤座の場合
太陽サインが天秤座の親は行動する前に
考えることを子供に求めます。
当然、なぜ子供がそれをしたいのか、理由も
求めます。
特にコミュニケーションスタイルに関しては
子供に同じような形を求めるでしょう。
それが見えない心の傷になる可能性が高くなります。
親の太陽サインが蠍座の場合
太陽サインが蠍座の親は、子供を縛ります。
そのことに安心感を感じる子供には良いですが
自由にしたいタイプの子供には、それが
見えない心の傷になります。
親の太陽サインが射手座の場合
太陽サインが射手座の親は子供に
明るさや活発さを期待します。
それと同時に正直さも子供に求めるでしょう。
それは決して悪いことではありませんが、
子供によっては明るく振る舞うことが
苦痛な場合もあります。
それが見えない心の傷になります。
親の太陽サインが山羊座の場合
太陽サインが山羊座の親は、将来、役に
立つことを子供に求めます。
サイン別記事ですが、家庭を表す第４ハウスが
山羊座の場合も子供にとっては抑圧的な
環境になります。
子供に何らかの一番を求めたい気持ちが
強い親で、それを子供に求めます。
それが見えない心の傷になります。
親の太陽サインが水瓶座の場合
太陽サインが水瓶座の親は、冷静過ぎて
冷淡な印象を子供に与える場合があります。
何かを禁止するという分かり易いものでは
ありません。
親に共感を求めるタイプの子供にとっては
見えない心の傷になります。
親に褒められたくて何かに子供取り組んでも
期待するような反応は得られません。
親の太陽サインが魚座の場合
太陽サインが魚座の親は、子供に無理強い
するようなタイプの親ではありませんが
子供が他人と争うことをとても嫌います。
子供の健全な闘争心まで禁止したり、
そこまでいかなくても、子供の安全に
配慮し過ぎて遊びを制限する可能性もあります。
それが見えない心の傷になります。