理想的な母親と月と冥王星の合、スクエアの持ちの娘の関係

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月と冥王星のコンジャンクションやスクエアを

持っている人の母親は子供の様子を見て心配

する傾向があります。

子供のために引っ越ししたり、宗教を勧める

母親も複数います。

子供の学習教育や習い事を通して子供から

感じる落ち着きの無さや潜在的な怒りを

母親ならではの繊細で感じ取って、それらが

トラブルに育っていかないように様々な

予防策を行います。

そのような素晴らしい母親の愛情を受けて

育ったある月と冥王星のコンジャンクション持ちの

女性は20前後で精神的限界を感じて鬱病と

診断され通院を続けました。

占星術に考えるきっかけはそれまで、そのような

アスペクトを持つ業の深い母親の潜在的な憎悪を

兄弟姉妹の独立により一身に受けるように

なったことが窺えます。

母親が高齢から痴呆になり母親との関係性に

向き合うようにならなければならなくなった時に

この月と冥王星のコンジャンクション持ちの女性が

薬で抑え込んでいた憎悪は一気に爆発し、母親の

自宅介護は不可能と判断され、本人自身も

入院しました。

それでもしばらくすると母親の見舞に行きますが、

行くと体調が悪くなります。

このようなことを繰り返しながら、遂に母親との

対面や母親が与えた宗教を手放すことを決意し

実行すると20年以上続いた通院が不要になりました。

この女性は自分自身に起こっていることに

まったく無理解な状態だからこそ、ある意味

最も真実に近いと思います。

言葉にすると簡単なものになってしまいますが

このプロセスはとても長く大変なものです。

結果的に娘が狂うか母親が痴呆になってしまうか

しなければ成り立たない親子だったのでしょう。

この女性の人生は間違いなく素晴らしい母親の

愛情に支配されていました。

母親が元気な頃は会社から自宅に帰ると

幼児さんの頃と変わらずにあらゆる許可を母親に

もらいながら完璧な娘として暮らしていました。

冥王星が蠍座の支配星であることがとても

よく表れています。

母親の潜在的な憎悪を月と冥王星のコンジャン

クションやスクエアを持った娘が受け取り、

対象化された憎悪を母親本人があの手この手で

解決しようとする構図は共通です。

母親によっては罰する対象として扱うことも

珍しくありますから、この記事で書いた母親は

善い母親だと思います。

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