ネイタル(生まれたとき)のホロスコープは、
幸運の扉であって運命の答えではないと
どこかの記事に書いたのですが、自分の
ホロスコープにもそのままで幸運の扉に
見えるようなポイントがあると良いのにと
思うこともあるかも知れません。
違う言い方をすれば、そんなに良い
ホロスコープでなくても幸せに暮らしている
人は沢山いらっしゃいます。
客観的に言及するポイントは沢山あって
それだけでもかなりの量になるので割愛しますが、
ホロスコープを利用して幸運をつかむという
幸運術を前提にするのならば、どんなホロスコープにも
幸福感や経済的利益、健康、恋愛や結婚等々
様々な力の入れるポイントが沢山あるということです。
良い運勢の落とし穴という記事で岡村隆史さんを
例にあげましたが、ネイタルのホロスコープに
スクエアが多い岡村隆史さんは、金星と土星の
組み合わせにもスクエアがあり愛情に関する
苦手意識を抱え易い傾向のある恋愛の扉を
持っていますが、これはスタート地点であって
ここからどのように掘り下げていくかは、完全に
自由意思です。
生まれたときのアスペクトがその人の人生の
最終的な結論だと主張する人は少ないと思います。
しかし難しい扉を抱えていると、そこから
どのように進めていけば良いのか悩むことも
あるかも知れません。
そのような場合の解決方法の一つに金星と木星の
中間度数(ミッドポイント)を活用する方法もあります。
このような計算で求められる星座と度数は、計算上のもの
ですが、積極的になれれば盛り上げてくれるものです。
このようなポイントが生きるには意思が必要です。
若しくは一定水準以上のコンディションをキープ
していることが条件になります。
意識的な努力は長続きしないので、ある程度
月星座に馴染ませて自動的にそのようなポイントを
維持出来るようになるまで頑張る必要はありますが、
計算上のポイントを月(星座)の中に覚えさせることは
出来ます。
最初は大変かも知れませんが、月は繰り返すことで
馴染んでいきます。
金星と木星の中間度数(ミッドポイント)を月に覚えさす
コツは、その人の月星座やその度数との関係で変わります。
岡村隆史さんは、芸人として面白い存在であるために
幸せになったらいけないような考え方を持っているような
部分があるという話もありますから、ホロスコープ云々
関係なく人生経験の中で敢えて金星の象意になるような
自分を愛情面を幸運にするような部分を伸ばそうと
しなかったのかも知れませんし、もしかしたら
そのような試みが挫折した経験からそこで断念した
可能性もあります。
金星がハードアスペクトを複数持っていても
恋愛は出来ますし、月のコンディションが悪くても
結婚することは出来ます。
このようなホロスコープの使い方はこんな感じで
ざっと書いていも分かり難くそれぞれの人の
ピンと来易いポイントを使うことで恋愛運や結婚運が
広がっていく場合もあります。
それは金星の働きは必ずしも強いものではありませんし
月は愛情と繋がってはいますが、出口がありません。
そうなると太陽と月の中間度数(ミッドポイント)や
太陽と冥王星の中間度数(ミッドポイント)を利用して
ホロスコープ全体を活性化させることが有効な
場合もあります。
この段階を踏んで金星を高めるという2段階の
取り組みもあります。
どんな運であれ生まれたときのホロスコープは
あくまでも扉ですから、そこからどうしたいのか
自分で決めることが大切です。