一流アスリートの実力を維持するには、良い練習環境は
不可欠です。
そのような環境や時間を維持するためには、多額の費用が
必要になります。
結果を出すことでスポンサーを得て更に良い環境を
得るという良いサイクルの中で実力を伸ばすことが
理想的です。
そのような環境を自らの行動で失った瀬戸大也さんですが、
木星と土星のアスペクトは、トラインです。
土星のルール意識が魚座ですからかなり曖昧なルールに
なりますが、緩い規制のお陰で様々なところから自分自身に
必要な要素を集めることが出来ます。
そしてそれらの要素の中で自分自身にあったものを
蠍座の木星が凝縮してエネルギーに変えていきます。
土星と木星のスクエアを単純に言えば財産の喪失みたいな
感じになりますが、瀬戸大也さんはトラインですから
マイルールが豊かさや発展に繋がっています。
それが何故、今回は、こんなことになったのか
いくつかの要因はありますが、瀬戸大也さんに関する
ことだけを書くと土星と天王星のセミスクエアがあります。
瀬戸大也さんの木星と土星は、協調関係であり適切な
活力を維持しているのですが、セミスクエアの天王星は
危険を冒して更なるエネルギーの蓄積を求めます。
瀬戸大也さんは、独身時代から夜が活発ということが
言われていましたが、このような天王星のアスペクトが
あるからでしょう。
円の８分割がセミスクエアであり、８は蠍座系の
エネルギーを高めます。
蠍座の象意を考えればそれが身体的なエネルギーの
高まりを示すのは容易に想像出来ます。
オリンピックの延期の影響もあってオリンピック用に
過剰に高めていたエネルギーの扱いを独身時代と
同じ方法を選択したということでしょう。
強い身体的なエネルギーを作り出せるからオリンピック選手
として結果が出せるわけですが、それをコントロールする
方法も洗練していかなければ自分自身の長所で身を
滅ぼすことになります。
天王星は、土星のエネルギーを更に高めますから
アスペクトがあること自体は良いのですが、扱い方も
同時にマスターしないと木星・土星・天王星の
コンビネーションは社会的な立場が急激な変動に
見舞われるリスクが生まれる傾向があります。