火星乙女座を通して読む実行力の育て方

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火星は、燃え上がってこその天体意識ですが、乙女座という

サイン(星座)は、境界線を設けて、その範囲の中だけに責任を

持とうと努めていく性質があります。

火星乙女座だけで、その火星がどんな目的を達成するために

動くかは、決まりませんが、自分自身が決めた範囲に対して

火星乙女座は、燃え上がっていきます。

特定の範囲に対して頑張るのですから、何らかのテーマを

深めていく、探求していくと言うことになります。

火星は、実際に動いてこその天体ですから、かなり限定された

範囲にアプローチすることになるのが、火星乙女座です。

言い方を変えれば、探索する範囲が狭ければ狭いほど力を

発揮し易くなります。

努力する対象が狭くなると言うことは、火星に集中している時には、

精神的な動きや理性の働きも狭くなっていきます。

しかし、これをデメリットと感じてしまうような太陽星座等を

持っていると火星乙女座が本当に働くために意識がジャンプ

するような手続きを必要とする傾向があります。

例えば、太陽星座が天秤座の場合は、何かに没頭することを

嫌いますが、火星乙女座の力を発揮する時は、客観的に観察する

太陽天秤座の意識をカットしないと、どんどん狭く入っていけません。

このような場合は、火星乙女座の力を発揮するために伴走者を

必要とするようになります。

誰かと一緒に取り組むと一人で取り組むよりも火星乙女座らしい

力を発揮出来るのです。

この感覚は、火星乙女座を持った人だけではなく、自分自身の

実行力(火星)をきちんと発揮出来ているかは、誰でも感じることが

可能です。

火星乙女座は、土の元素ですから、しっかりとまとまっていきたいのに

太陽星座が天秤座の場合は、それを拡散させようとします。

この拡散を誰かの存在で防止しようとすると自分自身をいつまでも

頼り無く感じてしまいます。

依存していると感じるのです。

では、何らかの形で拡散の防止を行う手段の中に誰かの力を借りることは、

止めないといけないのか?と言えば、そうではなく、自分自身の性質を

しっかりと理解してコントロール出来れば、何も問題は、ありません。

もちろん、乙女座が絡むと、どうしても自己完結したくなりますから、

純粋な乙女座の性質を優先したいのであれば、そのような選択をしても、

それもありです。

ホロスコープ全体の中で自分自身の火星乙女座をどのようにコントロール

していくかは、本当に人それぞれですし、試行錯誤の連続です。

ただ、火星は、本当の実行力ですから、第2ハウスから読み取れるような

遺伝的な資質に大きく影響を受けます。

自分自身が持っている能力を使うことが大前提にあります。

火星乙女座は、コツコツと努力することも大きな特徴ですから、長い時間を

かけて後天的に好みの実行力を培うのもありです。

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