心の傷(キロン)で考える結婚?離婚?子供を作る?判断

第11ハウスにあるキロンがあると自分自身の家庭が

底辺に位置すると感じることがあるかも知れません。

一般的な社会とのギャップを感じるからです。

それを、何とか癒そう(解消)とする姿勢が、実際の

様々な動機や行動に繋がっていきます。

キロンは、公転周期が長いので、キロンの良い面が

出て来るまで、けっこう時間がかかります。

第11ハウス的社会的活動を通して積極的にキロンを

癒す側の配置として活かすことが出来ます。

もし、この第11ハウスのキロンが蟹座であった場合は、

自分自身の育てられ方について恐怖心を抱いていると

読むことが出来ます。

キロンの公転周期の長さから、いつまでも自分自身の安全に

対しての不安が拭えないかも知れません。

このキロンがジュノーとオポジションになると、表立って

動くことよりも裏側(例えば、進行の新月のテーマの反対側の

サイン)を意識し易くなります。

もし、このキロンがアセンダントとトラインやセクスタイル

であれば、自分自身が裏側に視座を置く癖?を通して他者の

モチベーションを上げてあげることが出来るかも知れません。

このようなタイプの人は、キロンが表す以外の傷の程度を

しっかりと読むことをお勧めします。

もし、月が天王星とスクエアであれば、幼児期から大変な

暮らしをしていた可能性があります。

それが感情部分の断絶を作り出し、一つのものに対する、

Aという感情からBという感情へ、繋がりのない動きを

生み出す傾向を作り出します。

もし、この天王星が第4ハウスにあれば、特異な生活環境で

育つだった経験があるかも知れません。

そうでなくても、結婚パートナーの家が山羊座的な価値観を

重んじる場合は、強い抵抗を感じるでしょう。

自分自身でも一定の環境で暮らすことに飽きて来る傾向が

ありますから、開き直ってそれを活かしてしまった方が

イライラせずに済むかも知れません。

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かなり、ホロスコープの条件を絞ってしまいましたが、

この天王星は特異な家庭で出来てしまった心の傷の状態を

崩しにかかっているとも読むことが出来ます。

月は、育った環境の影響を吸い込んでで固有の状態になります。

それは、単なる何座だけで詳細に説明することは、不可能な

ものであり、環境を月に印刷したような状態です。

それを天王星が変更を加える(スクエア)と考えても良い

かも知れません。

そのために離婚や引っ越し(天王星)が必要であれば、それは、

それでありと読むことが出来ます。

それも傷を癒す過程に含まれるということでしょう。

月とベスタがスクエアの場合は、積極的に妊娠を望まない

傾向があります。

このアスペクトも特異な存在となった月の解放と大きな関わりが

あります。

妊娠すべきか、どうかよりも愛情に対する繋がりを根本から

見直すこと(離婚、不倫、夜の商売等々)が人生の可能性を

広げるのと同時に、結婚、再婚、新しい恋愛も意識的に

行うことで新しい気付きが生まれます。

これは、深い部分にある傷が発揮する自衛本能が見せる幻想を

現実に引き戻す作用を作り出します。

これに何の意味があるかと言うと、何らかの幻想を求めるニーズが

ある間は、どのような現実であっても役に立たなくなります。

どうしても色褪せてくるからです。

心に何らかの傷(今回の例は、第11ハウス蟹座のキロン)が

あると、全ては、自分自身を癒すために、どれくらい役立って

くれるのかが、物差しになってしまいます。

それだけ深く傷ついた経験があるのです。

この視点は、まるで、タロットカードの吊られた男のような

境遇を作り出します。

ここから逃れるために何度でも断捨離を行いたくなります。

それを表しているのが第4ハウスの天王星です。

言い方を変えれば、常に自分自身が安全であるという状態に

能動的に、自立ではなく自律的に戻れる仕組みを持つ必要が

ありますが、これは、大抵の場合は、自分自身に適した仕事と

趣味の組み合わせを持つことです。

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