太陽と海王星の合を持っている人が人間関係で悩んだ時の対策と長所

太陽と海王星のコンジャンクションの最大の長所は、

自分自身が夢想していることに対して、実際にアプ

ローチしていくことでしょう。

しかし、太陽のコンジャンクションの相手が海王星

である以上、本人自身は、このことに無自覚です。

もし、このようなタイプの人が人間関係で悩んでいる

場合は、海王星が自分自身の自我に送り込んでいる

イマジネーションが周囲の環境と合っていないと

読むことが出来ます。

このようなタイプの人は、海王星が送り込んで来る

イマジネーションの人物像として、振る舞うことを

余儀なくされます。

これは、当然の感覚どころか、あまりにも自明過ぎて

意識に昇ることもありません。

もし、意識するとしたら、人間関係で悩んでいる

タイミングです。

これは、「太陽と海王星のコンジャンクションを持って

いる人に相応しい環境にいませんよ」というお知らせ

みたいなものなのです。

ですから、対策は、とても簡単なのですが、そうそう

単純に話にならないのは、ホロスコープの中で太陽と

海王星がコンジャンクションだけがあるわけではない

からです。

天体や感受点の働きは、実際に働く空間(ハウス)が必要

になりますが、太陽と海王星がコンジャンクションある

ハウスに海王星と相性が悪い土星があることもあります。

そのハウスがインターセプトの影響を受けているかも

知れません。

そうなってくると、自分自身に適切な環境を見出すために

逆境?みたいなものに背中を押されることになります。

現実的なことを守らせようとする土星の影響をイマジ

ネーションを供給する海王星が溶かそうとします。

周囲の人からは、そのハウスのルールを解体する人に映る

かも知れません。

率直に申し上げれば、組織に昔からある重要なルールを

何らかの方向性に改変してしまう人に見えるのです

(これは、最も強く作用した場合であり、けっこう大袈裟に

書いています)。

そうなって来ると、ますます自分自身に相応しい環境で

活躍することが大切になります。

このような個性が求められる環境も必ずあります。

愛や人間関係のバランスは、適切な環境で生きれば、

ほとんど問題が片付きます。

自分自身が悪いのではなく、不適切な環境にいる

という認識がなければ一生救われません。

残念ながら、この世は、どの人間関係のバランスにも

ヒエラルキーがあって、どうしても犠牲を必要とします。

そういう意味では、競争意識は、確かにあります。

その空間のレギュラーポジションは、ある程度、

決まっています。

このような節度やルールを土星が司ります。

言い方を変えれば、適切な空間に住まわないと犠牲の立場

に置かれるのです。

冒頭で解説したように太陽と海王星がコンジャンクション

しているタイプの人は、ナチュラルに海王星の影響が自我に

浸透していますから、本来ならば、それほど、努力しなくても

幸せな気分になれる人なのです。

ところが、私たちが住んでいる世界は、基本的に土星までの

意識で運営されていますから、多少の適応は、必要かも

知れませんが、自分自身に相応しいに環境に移動すれば、

良いだけのことです。

場合によっては、現実に対して超えたものをもたらす

海王星の浄化作用として機能するかも知れません。

出来れば自己犠牲(海王星)には、なって欲しくないと

思っています。

太陽とのコンジャンクションですから、浄化作用としての

奉仕であって欲しいと思います。

海王星のイマジネーションを実際に運用するためには、限定

する必要がありますが、その時に、同じハウスにある土星も

きっと役立つはずです。

ホロスコープは、あくまでも、占星術的表現であって、

それを自分自身の意識の中に適切に配置していくことは、

実際の経験や努力、理解によるものです。

sponsored link
error: Content is protected !!