母親と対決した後に、どのように関係を修復するか?(太陽のセッション)

太陽のカードのセッションから読める母親問題の解決のヒント

の続きタロットになります。

圧倒的に支配的な母親に1千万円詐取されたことを機会に、遂に

母親と対峙する決意をしたとしても、その後に親子関係を修復

したいと望む場合は、どのようにすれば良いのか?

表面上は、嫉妬と憎悪の強く支配的な母親を相手に対決して

関係性を速やかに修復することは、不可能ですが、何故、

自分自身が、対決前から、そのようなことまで気に掛けるのかを

読んでいくと、修復のヒントが見えてきます。

何はともあれ、母親が詐取したことを認めさせるわけですから

(しかも様々な面を担保して弁護士同伴)、母親にとっては、

赤っ恥をかかされるわけで、どのように話を持っていっても、

子供に対して親を気遣わない薄情だと評価するでしょうし、

第三者(弁護士)を伴わなければ、子育て期間からの繰り返しで、

有耶無耶にされて終わるでしょう。

ですから、先ず、対決を成立させるためには、きちんと1千万円

を詐取したことを客観的に認めさせるところまでは、正解です。

問題は、その後に、子供側が、既に関係修復を気に掛けている

という点にあります。

本来であれば、これは、中途半端ですから、だったら対決

しなければ良いということになります。

しかし、それなのに、納得出来る理由がある場合は、自分自身の

成長の軌跡みたいなものを振り返る必要があります。

対決を成立させた段階で、何らかの母親の本音部分や、詐取された

お金の流れが明らかになる段階が太陽と塔の組み合わせだとしたら、

塔が壊れて出て来たものと統合するような場合は、太陽と星のカード

の組み合わせだと言えます。

言い方を変えれば、太陽のセッションを受けている子供が、対決前

から修復を気にするのは、自分自身の成長の軌跡の中に何かしら、

原因みたいなものがあると知っていると読むことが出来ます。

これが、何なのか、様々な角度からコミュニケーションをすることで、

セッションを行う側は、探し出していきます。

もちろん、子供は、「これが対決前から修復を気にする原因です」

と教えてくれることは、ありませんから、これだと思える内容が

得られるまで辛抱強く待ちます。

そして支配的な母親と子供が同じ特徴的な身体の症状を持っている

ことが判明したとします。

これ(リンク記事で触れたような祖母、母親、孫(子供)の関係性)に

よって確認された問題が、実は、祖母と母親の間でも起こっていた

ことが思料されます。

そして、リンク記事で触れた父親の存在です。

父親(セッションを受けている子供の父親)は、子供が母親の味方

というよりも手先のようなものだったと理解出来たとします。

つまり、母親との対決以前に、実は、母親は、祖母との関係性の

中でセッション中の子供(孫)と同じような身体症状が出るほど

苦しんでいたと読むことが出来ます。

つまり、同じような成長の軌跡を辿っていると読むことが出来ます。

子供(孫)と母親は、似た者同士だと読むことが出来ます。

綺麗に言えば、だからこそ子供は、支配的な母親を完全に憎み

切れないとも言えます。

同じ傷を持った者同士だからです。

もちろん、同じ傷を子供に付けたのは、母親ですが、それは、支配的な

母親から見れば、自分自身の子供の証とも言えます。

しかし、もし、その子供が自分自身が得たいと思っていていたもの、

例えば、容姿や学歴を手に入れたらどうでしょうか?

母親が結婚以前から持っていた心の傷は、痛むでしょう。

それは、嫉妬と憎悪を刺激するからなのですが、この流れには、もっと

重要な先があります。

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何故、母親は、子供から1千万円という大金を詐取したのか?

する必要があったのか(生まれたのか)?

当たり前ですが、支配的な母親が消え去ってしまったいた父親と結婚

したからこそ、セッションを受けている子供が生まれたのです。

子供が母親から傷を付けられたことによって嫉妬と憎悪を癒すために

無自覚に行っていた行動を母親も行うために大金を詐取したと

読むことが出来ます。

母親は、容姿や学歴等の不足を理由に、自由に嫉妬と憎悪の乾きを

癒すことが出来ないからこそ、夢を諦めて結婚を選択したとも

読むことが出来ます。

このような心理的な流れを、無自覚に子供は、理解していからこそ、

対決前に修復を気にすると読むことが出来ます。

もちろん、セッションを行うお客様によって、カードの読み方は、

変わっていきますが、対決前に修復を気にする場合は、太陽のカード

の無意識側の子供が、支配的な母親の事情みたいなものを知っている

と読めることが多くあります。

それは、自分自身(セッションを受けている子供)と同じ嫉妬と憎悪の

渇きを癒す方法を実践出来ない母親に対する同情(というよりも憐れみ)

でもあります。

簡単に言えば、母親は、自分よりも容姿が劣っているとか、私よりも

頭が良くない等々様々な無意識レベルの認識があります。

母親の支配的な言動に悩まされながらも、母親の弱味を無意識側の

太陽のカードの子供が知っているのです。

だからこそ、統合しようという余裕みたいなものがあります。

これを端折って言えば、「対決前に修復を気にするなら、詐取された

お金をそのまま母親にやってしまえば良い」ということになります。

しかし、これでは、いつまでも母親も子供も成長しません。

このような段階は、太陽と星のカードの組み合わせになります。

今回のタロット占いの問いは、「母親と対決した後に、どのように

関係を修復するか?(太陽のセッション)」としていますが、恐らく、

このような説明では、「で、結局、どうすれば良いのか?」と

思うことが多いでしょう。

太陽と星のカードの段階では、上記のような成長の軌跡について、

具体的に想起して自覚することです。

出来れば、対決前に母親の内容も想像して、対決のタイミングで、

それをぶつけてみることですが、これは、場合によっては、本当に

怒り狂ってしまい力づくで止める必要が生じるので、積極的に

お勧めは、出来ません。

しかし、母親の内容も想像することは、有益です。

母親の言葉の裏(本音部分)を理解し易くなることで、支配的な言動に

簡単に丸め込まれる子供からの習慣に負け難くなります。

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