姉の職種や恋人やパートナーにコンプレックスを抱く姉妹の読み方(占星術)

姉妹間のコンプレックスの読み方について

書いていますが、最終的な例を進学や就職、職種と

恋人やパートナーに関する例だけを上げたので、

記事タイトルを「姉の職種や恋人やパートナーに

コンプレックスを抱く妹の読み方(占星術)」と

しています。

職種と恋人やパートナーの違いの例は、2の職種や

恋人・パートナーのコンプレックスについてに

書いていますが、1の自信に関することが前提に

あります。

1,コンプレックスと自信に関係する第1ハウス

第1ハウスの支配星の動きと第1ハウスにある天体

の両方を読みます(今回は、説明が長くなるので、

アスペクトについては、割愛します)。

第1ハウスに冥王星がある場合は、自信が極端に

増減することを表しています。

第1ハウスに冥王星があると残酷な一面がある

ような解説がある場合がありますが、それは、

非常に自信がなかった状態から、何とかそれを

乗り越えるために起こります。

占星術記事の場合は、いつもホロスコープ全体を

読むことが大切と書いていますが、今回も記事の

都合上、ある特定のポイントから解説を書いて

います(他の部分は、機会があれば、書きます)。

第2ハウスが蠍座であって場合は、第2ハウスの

支配星として、第1ハウスに冥王星が入ることに

なります。

第2ハウスは、簡単に言えば、自分らしさのハウス

ですから、その支配星が冥王星として第1ハウスに

入る場合は、自分らしさという感覚を手放さない

ことが、第1ハウスにある冥王星の強い部分(破壊後

の再生)を得ることになります。

ところが、第3ハウスの支配星が第10ハウスに

あると目的に対してのみ知性を働かせがちになります。

そうなると目的の性質次第なのですが、手放しては、

いけない自分らしさを放置してでも、目的に絞った

努力を徹底的に行うことになりがちです。

若い頃の目標設定の多くは、勉強や仕事に関すること

になります。

恋愛も含まれるのでは?と考える人も大勢いらっしゃる

かも知れませんが、恋愛や結婚は、相手の気持ちや

事情がありますから、頑張れば何とかなるものでは、

ありません。

従って勉強(進学や資格取得等)や就職や昇進は、個別の

自分らしさを言い訳にせずに、せっせと努力をする

必要があります。

努力のやり方に対して自分らしさを発揮して、少しでも

効率的に目的を達成することくらいかも知れません。

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第2ハウスの支配星が第1ハウスにある人は、冥王星に

限らず、自分らしさを重視した方が良いのですが、

それを無視して徹底的に努力をすると、どこかで挫折

します。

大学合格を目指して頑張っていた方であれば、天王星

ショック(ネイタルの天王星に対して、トランジットの

天王星がスクエアになる21歳頃)には、もう自分らしさ

が燃え尽きてしまって、それまでの努力が出来なくなります。

そして自分らしさを補充するために無意識で遊び始める

事になります。

しかし、ただ遊んでも自分らしさが補充されるわけでは、

ありませんから、多くの場合は、時間だけが無為に過ぎて

いきます。

2,姉妹間のコンプレックスと第11ハウス

このような背景と、同居するのが、姉妹間のコンプレックス

に見られ易い第11ハウス絡みの支配星や第11ハウスにある

天体になります。

第11ハウスは、思想信条と横の繋がりみたいなものに

なりますが、普通の暮らしをしている場合は、思想って

言われてもね?と思うのが普通だと思います。

これは、簡単に言えば、生育環境で身に付けて来た考え方

と捉えると占いとして実用的になります。

ですから、多かれ少なかれ偏った考え方になります。

そして横の繋がりは、人生レベルでは、両親との関係が

縦であれば、姉妹の繋がりは、横になります。

今回は、姉妹を例にしているので、姉妹としていますが、

兄弟でも姉妹でも同じです。

進学や職種について

もし第11ハウスに支配星回帰しているのであれば、

姉妹間において自分自身が平等に扱われていないと

感じている要素がある傾向があります。

結果的に姉が医者になっていれば、自分自身もなり

たかったのかも知れませんし、そもそも、そういう期待を

何らかの事情で姉だけが背負っていた場合もあるでしょう。

両親は、どうでも良くても、そもそも妹が姉には、敵わない

と最初から感じている場合もあります。

職種や恋人、パートナーのコンプレックスについて

もし第11ハウスの支配星が第7ハウスにあるのであれば、

姉妹間で、恋愛や結婚を比べてしまったかも知れません。

姉が何とも思っていない場合でも、姉の恋人やパートナー

よりも社会的な地位や収入やルックス等を自分(妹)の恋人や

パートナーが、妹のお価値において上回ることを願うことが

あります。

その結果、実際の恋人やパートナーとの関係性がないがしろに

されがちになります。

それは現実の恋人やパートナーよりも、何らかの理由で理想

のイメージの追求が優先されるからです。

このような場合は、母親から姉と平等に評価されない、

愛されないという思いを自分自身の容姿の影響だと考える

傾向も目立ちます。

どのような要素を理由に姉よりも自分自身の方が愛されていない

と感じるかは、ケースバイケースですから、やはりホロスコープ

全体をしっかりと読んだ上で、お話を伺うことが大切になります。

今回取り合上げたたった二つのポイント(第1ハウスと第11

ハウス)だけでも、様々な組み合わせがあるので、必ずホロス

コープ全体を読んで下さい。

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