カード部分は、割愛しています。
美しい人のジュノーは、蠍座です。
ジュノーは愛情やそれに伴う意識の繋がり方を意味します。
そういう方法でないと愛を感じられないと言ったら
良いかも知れません(小惑星は、天体の影響力の10分の1
くらいとも言われるが、アスペクトしている相手次第です)。
ジュノーが蠍座の人は、強く結び付かないと愛だと感じ
難いタイプの人です。
このジュノーは、美しい人の月と割とタイトにスクエアに
なっています。
スクエアですから、唐突なインパクトをを受け易くなります。
ですから穏やかな日常生活の中で、愛を感じる相手に
対して何らかの葛藤部分を抱え易くなります。
ジュノー単体の影響力は高くありませんが、こうやって
アスペクトを作ることで恋愛関係の長期化を阻んだり
し易くなる可能性があります
このようなスクエアがそのまま活かされる状況は
恋人やパートナーが困ったときに助けるような場面です。
多少無理なシチュエーションでも、そのような場面を
愛を表現する方がそれを実感し易くなります。
ですから自分自身が愛を感じたい人のためには、闘争
(スクエア)も辞さない姿勢を潜在的に持っています。
何故、潜在的かと言うとジュノーは10天体に比べると
何分の1かの影響力だからです。
しかし10天体のどれかとアスペクトを持つことで
潜在的な資質が浮上し易くなります。
それに相応しい状況と重なると行動に表れ易くなります。
美しい人は、逃走劇の〇〇〇ちゃんではありませんが、
子供が好きな感性のタイプの人です。
そして自分自身が心を開いた相手にも素直に親愛の情を
向けていくタイプの人です。
美しい人のジュノーは冥王星ともコンジャンクションなので
上述したような意思を現実の中でつかみにいきます。
これがジュノーと月のアスペクト単体とは違うところです。
実際に愛の発露を行動に移さないでいることは出来ません。
美しい人の金星や火星は水瓶座であって、そんなに個人的な
愛に深くコミットするタイプの人ではないはずなのに
蠍座的に深く入っていくのは、そのような愛を望むのは、
死と再生の冥王星ともアスペクトを持っているからです。
少し経って落ち着くと水瓶座的な距離感という個人的な幸せに
戻っていくのですが、沈黙する愛という感じにはならないのです。
水瓶座と蠍座はもっとも引き裂かれた部分を作り出します。
これは行動で埋めるしかないので尚更です。
実際に、行動で埋めようとしたのだと読んでいます。
雉も鳴かずば撃たれまい、そんな昔話を思い起こさせる美しい人の
ジュノーのアスペクトになります。