同じ時間に同じ場所を通っても誰でも幽霊を必ずしも
見るわけでは、ありません。
仮に、そこに、ずっと同じ幽霊が棲みつくように、
居座っていても、毎回、必ず見るとは、限りません。
その理由は、人間側の気分や体調と言うような波長
みたいなものの影響かも知れませんし、幽霊側の
コンディションの問題かも知れません。
ただ、そういう時は、救いとなる幽霊も一緒に現れて
いる可能性があります。
大勢で肝試しに行って複数の人が見るのは、1人であれば
気持ち悪くなって引き返したりする可能性がありますが、
大勢で行くと自分だけ帰ることが出来ないことで、霊障
みたいなものに巻き込まれることもあります。
しかし、そういう時であっても、止めてくれるような
霊も近くに現れている可能性があります。
そのような霊の働きかけを何となくでも感じることが
出来れば、それに従うことをお勧めします。
気持ち悪い霊が、姿を見せた人に何を求めているかは、
ともかく引き込みたい人を、何らかの理由で、その時に
必要としているのです。
それは、生きている人が食事をするようなものかも
知れません。
気持ち悪い霊として存在するためのエネルギーを維持する
ために、たまたま、その気持ち悪い霊の境界線の中に
入って来る人から任意に選んでいるだけかも知れません。
それでも境界線が完全に崩壊する程のニーズでは、あり
ませんから、必ず・・・とは、言えないかも知れませんが、
多くの場合は、その境界線を回復させる役割?を担った
霊もいますから、そのような存在が放つ影響に従うと
良いかも知れません。
役割と書きましたが、境界線の中のバランスを取っている
だけであって、善意かどうかは、分かりませんが、気持ち
悪い霊と比較すると、気持ち悪くない霊と言えます。
場合によっては、それが善意のように思えるかも知れません。
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