覚醒しつつあった美しい人は、自ら死を選ばない(タロット占い)

1枚目のカード

ワンドのキングの正位置

このカードが1枚目に出たということは美しい人が、何らかの

価値を創り出そうと努力していたことが分かります。

これは美しい人が軸になって回していた空間が確かにあった

ことを教えてくれます。

美しい人を中心にして回っている世界があることを、感じている

人が少なからずいたことを示しています(現在もいるでしょう)。

2枚目のカード

カップの10の逆位置

美しい人は、「美しい人を中心にして回っている世界」の節目の

何処かに辿り着いたのに、現実が前に進めないことに、うんざり

していた(カップの10の逆位置)と読むことが出来ます。

3枚目のカード

月の正位置

亡くなった日を迎えるまでの数ヶ月間は、本来の美しい人の魂が

覚醒している期間でした。

この記事を読んで下さっている方に伝わる例えになるかどうか

自信はありませんが、敢えて言えばそれは、歌って踊っている

美しい人から感じられるようなものに近いかも知れません。

このような覚醒が、美しい人を消した側に邪魔をされたと言えます。

枚目のカード

ソードのペイジの逆位置

3枚目の月の正位置と綺麗に繋がります。

3枚目で書いた覚醒が何者かに邪魔をされて思いを貫けずに美しい人

の気持ちが高ぶっています。

5枚目のカード

ワンドの2の逆位置

ワンドのカードの元素は火です。

このカードは、更なる理想を目指すためのエネルギーや

気持ちを高めて夢をみたり現実的に主張したりします。

この気持ちはピュアなものですから状況に合わせて

変えられるものではありません。

そのままのものです。

それが逆位置ですから、力が及ばないことを示しています。

つまり覚醒しようとしている美しい人の魂が、美しい人として

具体的に変化することが阻まれている状態を示しています。

誰かが邪魔をしていたということです。

ピュアな思いを自惚れるなという切り捨てられ方をしたのかも

知れません。

6枚目のカード

ソードの1の逆位置

1枚目から5枚目のような状況になっていくとソードの

エースは、美しい人の無意識で覚醒してきたものが

満を持して具体的な行動となって新しいスタートを

切ろうとしていたと言えます。

その例えとして適切かどうか分かりませんが、美しい人が

赤い舞台を通して見せた実力や得た評価は、美しい人の魂の覚醒が

具体的な方向へ向かう道筋を示していたはずです。

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きっと美しい人は、こうなっていくのかも(このようになって

いきたい)と思わせるような感覚を多く人が感じたはずです。

美しい人の持って生まれた数々の才能、才能に溺れない意思、

意思を育てる探求心、そこから生まれる無限の可能性、

それらに驕らない素直さや愛らしさ、他者への思いやり、何よりも

これらが美しい人の情熱によって束ねられることで新しい夢が

見られるはずでした。

この情熱を込めるものが美しい人にとっての仕事でした。

誕生日以降は、亡くなった後も、現在進行形で、嫌がらせ云々ではなく、

物理的にこれを否定されたのでしょう。

しかもある程度の時間をかけてじっくりと真綿で首を締めるように

否定されたのでしょう。

最後の瞬間、覚醒出来ないかも知れないと感じた魂は美しい人の

身体から、少しずつ離れていったと読むことが出来ます。

ソードの1の逆位置は、情熱が抜けていくと次第に無機質に

なっていきます。

公開消滅ドラマで、笑顔の演技をされていたようにも見えますが、

無機質と言うか虚ろと言えば良いのか分かりませんが、そんな

場面が、多々ありました。

このブログ内検索に「美しい人 玄関に飾られた能面」

というものがありました。

何を知りたいのだろうかと不思議に思ったまま忘れていましたが、

ソードのエースの逆位置は、意思を発揮出来ないまま

ただ機械的に過ごす(一定期間)という意味があります。

「今を乗り切るために能面であれ」と言ったようなイマジ

ネーションみたいなものが、浮かんで来ました。

7枚目のカード

死に神の正位置

7枚目で死神の正位置が出た時に心底驚きました。

このカード自体は、絵柄ほど悪いものではなく

まさしく冥王星の破滅と再生のプロセスのように

成長パターンの両端がセットになったものです。

成長、目的が進展するために、不要なものを除く働きが、

死に神のカードの基本的な意味になります。

タロット占いでも占星術でも同じですが、良いカード、

悪いカードというものがあるのではなく、そのカードと

自分自身の繋がりの中のもっともポジティブ意味が

生まれるポイントに本当のメッセージがあります。

美しい人の覚醒しつつあった魂が、美しい人の身体を

伴ったまま再生しないのは片手落ちなのです。

美しい人だけのバランスであれば再生するはずだったのです。

言い方を変えれば、美しい人から身体を奪った側が存在すると

読むことが出来ます。

「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ

私たちはとても素晴らしい人を失ったことが、月日と共に身に

沁みてきます。

美しい人の覚醒しつつあった意識は、今も、受け皿を求めている

と読むことが出来ます。

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