月と土星のアスペクトが引き起こす気持ちの混乱の注意点

土星とのアスペクトはハードアスペクトに

限らず大なり小なり気持ちの混乱を

抱えることになります。

特に月と土星がアスペクトを作ると

気持ちの安定の中に混乱が宿ります。

セクスタイルやトラインであれば、安定は

しますが、それは何かの要素を抑制した結果

得られる感情に安定になります。

抑制と抑圧は異なる働きをしますが、自然な

気持ちに制限がかかるのは変わりません。

混乱の大小ではなく、混乱の種類が異なるのです。

気持ちを自由に感じられないという意味では

インコンジャクトも含めて、月と土星の

アスペクトは、注意が必要です。

抑制、抑圧された気持ちを自分で背負っても、

他人に背負わせても何も解決しません。

混乱した部分は、自由な気持ちに繋がる

入り口みたいなものです。

放置せずに意識して自分の気持ちを見詰める

時間が必要になります。

占星術的に月は母親を意味します。

月は生きていくことの起点であり、様々な

幸運を集める受け皿です。

恋愛の個人的な相性の前に、愛情のレベルの相性は、

母親から与えられた愛情の中身で決まります。

見かけ上は、玉の輿みたいな現象も起きますが

持っている愛情に相応しい結ばれ方をするだけです。

誤解されて困るのは、愛情にレベルがあると

言っているわけではありません。

様々なキャラクターの人がいるように、そして

それぞれが色々な価値観を持つように、愛情に

関しても同じことが言えます。

そのような月に対して土星がアスペクトを

作ることは抑制と抑圧の違いがあっても混乱を

内包することになります。

このようなタイプの人は、自分の本当の気持ちを

時間をかけて見てあげる必要があります。

ある種の丁寧さが必要な月です。

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