第8ハウス金星の魅力と落とし穴(にも幸運)

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まずは第8ハウスに金星を持っている人が

自分を見た場合です。

普通に考えれば第8ハウスに金星があれば

祖父母や両親や目上の人たち、立場が上の

人たちから愛され易い傾向があります。

愛されるためには、その愛してくれる人たちの

期待に沿うような立ち振る舞いが自然に

出来る必要があります。

このような行動パターンに葛藤を感じない

太陽サインや月サインを持っている人や

それらの天体に天王星がアスペクトを作らない

タイプの人にとっては、とても恵まれた

配置です。

第8ハウスに金星を持っているタイプの人を

他人が見た場合です。

相手の情緒的好みにあわせられる人を高評価

するタイプの人は第8ハウスに金星を持っている

人はとても可愛い存在です。

持っているものを与えたくて仕方がなくなります。

しかし、相手の情緒に合わせる態度に対して

批判的なタイプの人もいます。

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とても不思議なことですが、ご自分でも不思議

なくらい周囲の目上の人に大切に扱われてきた

自覚があり、実際に第8ハウス金星らしく、

様々な金品を贈与されて来たのに、なぜか

結婚のパートナーだけは第8ハウス金星の

可愛らしい態度に批判的な相手を選ぶ人もいます。

第8ハウスは蠍座と対応していますから

恵まれ過ぎる第8ハウス金星は、トランジットの

影響によっては、そのような選択をしてしまう

ことになります。

公式的に言えば、ネイタルの金星とトランジットの

冥王星のタイミングの出会いです。

(本来、他の要素や互いの相性も含まれます。)

ネイタルのホロスコープで金星と冥王星の

アスペクトがあると、その濃い持ち味を自分で

発散しないとモラハラタイプのパートナーと

出会い易くなりますが、トランジットの冥王星と

ハードアスペクトだと、その時期の出会いは

本来その人の金星の魅力に否定的な見解を

持つ人を選択し易くなります。

ただネイタルのホロスコープと異なるのは

トランジットの冥王星とのハードアスペクトの

出会いの本音は第8ハウス金星タイプの人の

発揮し切れていない魅力を表現することを

促しているのです。

一見このような事態は、落とし穴に落ちたような

感覚を持ちますが、第8ハウス金星タイプの人で

このような状況にはまる人は第10ハウス若しくは

山羊座のハウスを上手く使えていない人です。

金星のあるハウスは愛される空間を表すだけで

あって、どこのハウスにあるから愛されない

という後ろ向きなものではありません。

では、何故愛してくれない相手を選ぶのか?

第8ハウス金星は相手の情緒的な部分に沿った

振る舞いをしますから、かなり可愛らしく映る

金星です。

答えは自立していないからです。

自立するには山羊座のハウスが使えて

いないといけません。

自分の中の山羊座が使えると自分を中心にした

空間認識が出来ます。

これが本当の自立です。

自立の反対を依存と思っている人が多いですが、

これらの価値は対立するものではなく共存しています。

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