結婚パートナーが何らかの形で逃げていきそうになる配置と対策

第8ハウスが魚座の人の海王星が第4ハウスにあると

両親を窓口にして先祖から受け取る良い影響は、精神的な

影響ですから、お金の問題等では、逆に苦労してしまう

可能性があります。

結婚している場合は、このような影響を結婚パートナーの

実家から、このような影響を受ける場合があります。

現実では、苦労するけれども、そこから精神的な学びを

得ることで、元々受け継いでいる精神的な資質が目覚めていく

過程に入っていきます。

受け継いでいるものが物質的なものではないので、心理的に

安定するまで、かなり試行錯誤が必要になります。

この過程を速やかにこなせるキャラクター(太陽、月、土星を

柱とする個人天体)を持って生まれた場合は、自分自身に

必要なものを得易くなりますが、そうでない場合は、物質的、

即物的、「こうしたから、こうなる」と言ったようなノウハウ

のようなものを探し続けると、試行錯誤の過程がかなり長く

なることになります。

それでも、何かしら物質的な足場を求めてしまうのが人情なので、

大きな判断を行う時には、慎重になる必要があります。

今回の記事の例では、海王星が第4ハウスにあることになりますが、

この第4ハウスの海王星と土星がオポジションを持っていると

土星がある第10ハウスの働きを弱らせてしまう可能性があります。

土星は、その人を支える天体ですから、ある意味、良くないアスペクト

と言えますが、第10ハウスにある土星は、苦労を強いる傾向を

持っていますから、それを弱めてくれるとも言えます。

海王星の方が公転周期が長いので土星側(第10ハウス)を象徴する

様々な輪郭が弱くなるのですが、それが、どのような形で実際に

表れているのか、慎重に見極める必要があります。

第10ハウスのカスプは、MCで、第4ハウスのカスプは、IC

ですから、子供の頃(実家に居れば)、両親軸として父親の力が

母親の影響で弱くなると読むことが出来ますし、自分自身が

結婚した場合は、IC側に女性や家庭、MC側を夫や仕事として

読むことも出来ます。

もし、結婚後に夫に、この影響が働いた場合は、夫の輪郭が

何らかの形で曖昧になっていく可能性があります。

その現象とは、別に、精神的に安定することが難しい配置だと

書きましたが、それらを乗り越えて安全で温かい環境を手に

入れるためには、精神的に掘り下げていくことが必要になります。

それは、「こうしたことから、こうなる」みたいなノウハウの

ような考え方と対極にあるものです。

かと言って闇雲に見えない世界にはまるのは、当然危険であり、

自分自身の心理的ルーツを正しく把握していくようなつかみ方

みたいな、ある種の悟りのような状態に気が付く必要があります。

もし、このようなホロスコープを持っている人の進行の新月が

第3ハウスにあった場合は、そのようなことに関して多くを

学ぶことで、自分自身の望むものが得られるようになると

読むことが出来ます。

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