サドっ気、マゾっ気のある第5ハウス土星の生かし方

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素直な感情表現に憧れる第5ハウスに

土星があると何かと自分を否定的に

考える傾向が生まれます。

本来、第5ハウスは様々な失敗や恥を

かくことを恐れずに楽しみながら

挑戦することで自分の主観を伸び伸びと

育てるためのハウスですから、無駄な

ことも沢山しますし、客観的ではない

主張も悪びれずに行います。

だからと言ってそれらが特別に許されている

というわけではなく屈託なくやりたいことに

取り組むことで心技体と言ったトータルな

意味での成長をしていくことが目的です。

小学生に最初から全部成功しなさいと

強制したら、子供は育ちません。

常に大人の顔色を窺うような子供らしさを

抑圧された状態になってしまいます。

自分の主観をそのままの状態で認められない

故に悲観的に悲観的だったり、厳しくなりがちな

第5ハウスの土星ですが、第5ハウスが

ありのままの自分を成長させる場所には

変わりありません。

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無邪気さは第5ハウスに土星を持っている

人自体が嫌いますから、そのような感情を

排除して実際的な部分で第5ハウス的創造性を

発揮するしかありません。

これは悲劇的なことではありません。

第5ハウスのモチベーションである感情を

表現するという目的をダンスに例えると

第5ハウスに土星があるタイプの人は

バレエを選択しているようなものかも

知れません。

ブレイクダンサーが自分の得意な資質を

生かして自由に踊ることと比べると

バレエダンサーは多くの約束事の上に

演技が成り立っています。

だからと言ってバレエを実務的なものと

言う人はいません。

立派な芸術です。

普通の実務であってもそれを通して自分の

気持ちを込めることは出来ます。

気持ちをそのままに出すタイプの人に比べたら

かなり窮屈ではありますが、このような

ハウスと天体の組合せはその中で自分の気持ちを

育てていくことが楽しくなります。

ただやはり大変ではあるので、努力もせずに

何の制限も実績もなく、ましてや根拠すら

好い加減な自己主張には怒りを感じることも

あるでしょう。

少なくともいつまでも嫌悪するかも知れません。

しかし人間ですから、そんなものだと割り切って

しまえば楽になります。

第5ハウスに天体があるということは、他人とは

関係なく追及すべき楽しみがあると考えるべきです。

自分の楽しみを他人には分かられてたまるか、

というくらいの勢いで頑張れば何でも輝くのが

第5ハウスです。

土星があると多少サドっ気やマゾっ気が

育ち易くなりますが、それを心の闇というのなら

それはそれで上等と思っても良いかも知れません。

それくらい開き直らないと、悩んでばかり

いることになります。

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