交際する時はお互いの同意が必要なのに
別れる時は同意が要らないのは何故?
という文章をネットで見つけました。
最終的にやはり相性は大事というお話です。
一人の人間としてお互いの意思に責任を
持ってもらわなければいけないという
前提で世の中は進めていくしかありませんが、
本来人の意思や気持ちはそれほど
確かなものではありません。
ホロスコープの中身(天体、星座、ハウス、アスペクト)を
見ると分かりますが、本当に様々な要素で
人の気持ちは出来上がっています。
そもそも交際する時であっても自分の全てが
相手の全てに同意しているわけではないのが
簡単に分かります。
どこどこは不満だけれども全体的にはOKとか、
性格によっては交際が順調な時は自分にとって
不都合な相手の要素を無視する場合もあります。
そもそも交際するかどうかは、交際するが
51~55パーセントくらいで交際しないが
49~45パーセントくらいかも知れません。
「えっ」と思われるかも知れませんが、
出会いのシチュエーションが違えば付き合って
いなかったかも知れません。
そんな気持ちにならなかった可能性もあります。
タイミングが違ってもそうです。
交際が始まったということは「交際する」という
気持ちが一時的に勝っている状態です。
その証拠に交際期間が長くなったり、社会契約
である結婚生活に入っても、一歩間違えば
交際しない選択をしたであろう残り45~49
パーセントの合わない部分が衝突して
ケンカをしたり、場合によっては離婚したりします。
交際してすぐ別れるような場合は、そもそも
交際する気持ちが10パーセントくらいで
交際しないが90パーセントだからそうなります。
交際を決めたその10パーセントの気持ちや理由は
何だったのかは、交際期間が短い場合ほど
想像し易いと思います。
一応、最後にまとめます。
交際する時は同意が必要なのに別れる時に同意が
要らないのは何故?という問い自体が少し
違っているということです。
確かに表面的にはそうですが、そもそもお互い
100パーセント相手を肯定しているわけでは
ありません。
もっと言えば自分のことすらそうです。
そうすると仮に相手を51パーセント肯定して
交際が始まっても、その51パーセントに対して
半分しか自信がなかったかも知れません。
もしかしたらほとんど自信がない場合もあります。
このように気持ちは不確かで一方的に別れを
告げる時でも一定の礼儀は守りたいものです。